ベトナムからの帰りにファーストクラスに乗るためだけにバンコクを経由してタイ国際航空のファーストクラスを体験してきました。
GWはファーストクラスで東南アジア
そしてファーストクラス搭乗者が利用できるロイヤルファーストクラスラウンジにも足を踏み入れることができましたのでその模様をお伝えしたいと思います。
タイ国際航空のロイヤルファーストクラス
ホテルからスワンナプーム国際空港まではUBERを利用しました。
スワンナプーム国際空港の車寄せには、タイ国際航空のロイヤルファースト(ファーストクラス)とロイヤルシルク(ビジネスクラス)で搭乗する人の専用入り口があり、ポーターが常に待機しています。
スワンナプーム国際空港をウロウロ見て回ってからチェックインするつもりだったのでここから空港に入るつもりは無かったのですが、Uberのドライバーには僕がロイヤルファーストに相応しい人間にうつったのでしょうか専用入り口の前に車を停められました。
ポーターに声をかけると最初はつれない反応でしたが、ロイヤルファーストクラスのチケットを見せると急に対応が良くなりました。そしてここから先はファーストクラスのサービスを存分に堪能することになります。
車寄せからはポーターがスーツケースを運んでくれて、ファーストクラスとビジネスクラスのみが利用できる専用チェックインカウンターで搭乗手続きをしてくれます。
その間、僕はソファで飲み物を頂き搭乗手続きが済むのを待つだけです。物凄く広いスペースですが僕以外に客はいませんでした。
搭乗手続きが済むとポーターがまたスーツケースを運んでくれて専用ブースへと誘導してくれたのですが、なんと専用ブースは出国審査場となっていました。ファーストクラスとビジネスクラス利用者専用に出国審査場も用意されているとは驚きでした。
出国審査が済むとポーターは別のスタッフとチェンジし、今度はロイヤルファースト専用の電動カートに乗せられロイヤルファーストラウンジへと連れて行かれました。ファーストクラスだと空港内を歩く必要すらないようです。
しかしカートに乗せられての移動は結構恥ずかしかったので可能であれば徒歩で移動したかったです。
タイ国際航空のロイヤルファーストクラスラウンジ
そしてロイヤルファーストクラスラウンジに到着しました。
ロイヤルファーストクラスラウンジ | タイ国際航空
このロイヤルファーストクラスラウンジを利用するには次のいずれかを満たす必要があります。
- タイ国際航空のファーストクラス搭乗者
- スターアライアンス加盟航空会社のファーストクラス搭乗者
- タイ国際航空運航の国際線に搭乗するロイヤルオーキッドプラスプラチナ会員
(ロイヤルオーキッドプラスのプラチナ会員はANAでいうところのDIAです。)
ロイヤルファーストクラスラウンジを利用するにはタイ国際航空かスターアライアンスに加盟している航空会社のファーストクラスに搭乗しなければなりません。
スターアライアンスゴールドメンバーが利用できるのはロイヤルシルクラウンジとなり残念ながらロイヤルファーストクラスラウンジは利用できません。
ロイヤルファーストクラスラウンジでスタッフの方に案内された場所はというと…なんと個室でした。8畳ほどのスペースだと思います。
個室以外の席もたくさんありましたが空いている場合は個室に案内してもらえるそうです。豪華すぎてこのラウンジに入ってしまうとこれからはANAラウンジでは満足できなくなるのではないかと思ってしまったほどです。
食事はドリンクはセルフのコーナーもあるらしいのですがスタッフの方が注文を取りにきてくれます。
僕はステーキを注文しました。残念ながら味は期待していたほどではなかったです。
食事を済ませトイレに行こうと席を立ちましたが個室から廊下に出ると、いかにロイヤルファーストクラスラウンジが広いのかがわかります。
この部屋は何かと言うとトイレ前にあるただのスペースです。この贅沢すぎる空間の使い方がやはりロイヤルファーストクラスラウンジです。
向かって右側が男性用、左側が女性用です。中に入るとひとつひとつが個室になっています。
トイレのスペースだけで我が家より明らかに広かったのでとても悲しい気持ちになってしまいました。
僕は利用しませんでしたが、ロイヤルファーストクラスラウンジの隣にはロイヤルオーキッドスパ・ラウンジがあり、ロイヤルファーストクラスの搭乗者であれば、全身スパトリートメントまたはボディマッサージを1時間無料で受けることができます。
ちなみにロイヤルオーキッドスパ・ラウンジはロイヤルシルククラスの搭乗者も利用することができます。
これが本当のファーストクラス優先搭乗!?
ロイヤルファーストクラスラウンジに入るとき、時間になったら迎えにきてくれるとスタッフの方から説明さを受けたのですがボーディングタイム近くになっても誰もくる気配がありませんでした。
不安になってフロントで確認しても、もう少し待っていろとのことだったので焦る気持ちを抑えながら一人ロイヤルファーストクラスラウンジで過ごしていました。
結局ボーディングタイムを過ぎてからスタッフの人がやってきて、同じ便に乗るロイヤルファーストクラスの乗客が揃って搭乗口までアテンドされました。
搭乗口ではエコノミークラスの人たちもほぼ搭乗し終えているところでしたが、その横を僕たちが通り抜けてロイヤルファーストクラスのシートへと向かっていきます。
これまではプレミアムメンバーが先に機内へと搭乗するのが優先搭乗だという意識でしたが、ロイヤルファーストクラスの乗客は他の乗客が皆機内に乗り込むまでラウンジで悠々自適に過ごし、他の乗客は最後にロイヤルファーストクラスの乗客が乗り込むのを待ちます。今回ロイヤルファーストクラスを経験してみて、これぞ真の優先搭乗かもと思いました。
今回はロイヤルファーストクラスラウンジで非日常的な経験をすることができましたが、陸マイラーとしてANAマイルを貯めていなければきっと一生経験することはなかったでしょう。マイルを貯めることで本当に人生が変わったと言っても過言ではないかもしれません。