先日、松山に行った際に松山全日空ホテルに宿泊しました。
せっかくプラチナチャレンジでプラチナメンバーとなったのでマリオットかSPGのホテルに泊まりたいところですが、残念ながら松山にはマリオットもSPGも存在しないため、ANAの旅作を使い松山全日空ホテルを選択しました。
松山全日空ホテルの概要
松山全日空ホテルは1979年11月に愛媛県松山市で開業しました。
本館は1階から3階まではショッピングモールにフロアが入っており、7階から12階までが客室となっています。朝食会場でもあるプロヴァンスダイニング・プロヴァンスバーは最上階の14階にあります。
アネックス棟は3階から9階まですべてが客室となっています。
- 名称:松山全日空ホテル
- 所在地:媛県松山市一番町3-2-1
- 電話番号:089-933-5511
- 開業:1979年11月
- 客室数:330室
松山空港からのアクセス
松山空港から松山全日空ホテルへのアクセスにはリムジンバスが便利です。
伊予鉄道のリムジンバスに乗り『大街道』というバス停で降りるとすぐ目の前に松山全日空ホテルが見えます。(下図は伊予鉄道ウェブサイトから引用)
ただし、松山市駅行きのリムジンバスに乗ると大街道までは行かないため、大街道には道後温泉行きのリムジンバスに乗車する必要があります。
松山空港リムジンバス時刻表
松山市駅行きのリムジンバスに乗る場合は終着駅の『松山市駅』で降りて、そこから伊予鉄道で大街道まで行くのがいいと思います。
松山全日空ホテルからは松山城が近い
松山の有名な観光地といえば松山城が挙げられると思いますが、松山全日空ホテルは松山城のほど近くにあります。
松山城は平山城ということもあり松山城へと向かうロープウェイがあるのですが、松山全日空ホテルからこのロープウェイ乗り場までは徒歩で行くことができます。
ロープウェイ乗り場まで歩く途中にはGinza Sixにも入っている『10 FACTORY』の松山本店などもあるのでお土産を選びながら歩くのも楽しいです。
松山城からは松山市内を一望することができます。
それだけではなく遠くには瀬戸内海を望むこともできました。
松山全日空ホテルからは松山城以外にも、司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』を軸とした21世紀のまちづくりの中核施設である『坂の上の雲ミュージアム』も徒歩で行くことができます。
また、松山全日空ホテルの隣は三越がありますし、大街道商店街もあるので買い物や食事に困ることはないと思います。
松山全日空ホテルに宿泊した感想
羽田から松山空港にはANAのプレミアムクラスに乗り昼過ぎに到着しました。
新ルールになったANA国内線の事前アップグレードでプレミアムクラスに搭乗
松山空港からは前述のとおりリムジンバスを使えば松山全日空ホテルの目の前で降りることができます。
広々としたロビーでチェックインを済ませて早速部屋へと向かいました。
今回の宿泊はシングルルームです。IHGは平会員のため部屋のアップグレードなどはありません。
最近はプラチナチャレンジでの宿泊ばかりでアップグレードされるのが普通の感覚になってしまっていたので予約した通りの部屋になるのが奇妙な感じさえしました。
部屋の中は至って普通のビジネスホテルといった感じです。
ベッドの枕元には有線?ラジオ?が聴けるパネルがあり昭和の時代にタイムスリップすることができました。
その一方で枕元にはUSBコンセントが設置されていたりもします。個人的に枕元のUSBコンセントは非常にポイント高いです。
松山城が見える部屋の期待はしていませんでしたが窓の外にはビルしかありませんでした。
バスルームはユニットタイプでしたが清潔に保たれていました。
部屋を上手く改装していても建物自体のくたびれたところは隠せなかったりホテルにはテナントが入っていたりと昭和のかおりがする松山全日空ホテルですが、イメージ的には『コートヤード・マリオット銀座東武ホテル』に似ている印象でした。正確にはコートヤード・マリオット銀座東武ホテルを少しランクダウンさせた感じでしょうか。
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松山城や松山空港へのアクセスなど立地条件は良かったのですが、僕が宿泊した部屋だけかもしれませんが壁や床の掃除が行き届いていない印象だったのが残念でした。
ちなみに朝食付きのプランだったのでマリオットの無料朝食と比較しようと思っていたのですが、朝はバタバタしていて結局利用できませんでした。
松山全日空ホテルはANAクラウンプラザホテル松山にリブランド
全国にあった全日空ホテルはインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)との共同ブランドにリブランドされており、松山全日空ホテルも2018年11月1日より『ANAクラウンプラザホテル松山』に改称となります。
これによって全日空ホテルズのブランドは消滅することになります。
リブランド後は、クラウンスイートルームや1階ロビーの改装を進めるほか、ANAクラウンプラザホテル共通のサービスも導入してサービスを拡充しつつ、ANAクラウンプラザのブランド力を生かしてインバウンド(訪日外国人)らの利用を増やしていく戦略のようです。