ANAがプレミアムクラスのアップグレード料金を変更したのと同じ12月20日、別のサービス改善に関するプレスリリースも発表されました。
ついにANAも国内線のWi-Fiサービスを無料化するようです。
国内線「ANA Wi-Fi Service」が無料化
2018年4月1日以降、ANA Wi-Fi Serviceが無料化されることになります。ANA Wi-Fi Serviceでできることとしては、以下の5つがあります。
- インターネット接続(メール・SNS)を利用する
- リアルタイムでTV番組を楽しむ(ANA SKY LIVE TV)
- 機内で読書(e-books)
- 動画と音楽を楽しむ
- 機内で買い物(ANA STORE@SKY)
このうち一番嬉しいのはインターネット接続が無料となることではないでしょうか。
なお、ダイヤモンドメンバー、プラチナメンバーについては2018年1月10日から先行して無料で利用することができます。
「機内Wi-Fiインターネット」が無料で利用可能
JALはすでに無料化していますが、ANAの場合、有料のプランしか提供されておらず550円で40分利用するか、または離陸の約5分後から着陸の約5分前まで1,050円で利用するしかありませんでした。それが2018年4月1日からはJALと同様に無料で利用できるようになります。
Wi-Fiが利用できる機材は限定されます
国内線でWi-Fiを利用できる機材は限定されており、2018年1月時点でのANA Wi-Fi Service対象機材は以下のとおりとなります。
全機材で利用できる機種 | A321(321)、B787-9(789)、B777-300(773) |
一部機材で利用できない機種 | B787-8(78P)、B777-200(772)、B767-300(76P)、 B737-800(738/73M) |
Wi-Fiが利用できる機種かどうかは、機体入口、壁面に「ANA Wi-Fi Service」と書かれたステッカーが貼られているかどうかで確認することができます。
ANA Wi-Fi Serviceを利用するにはANA公式モバイルアプリ「ANA」のダウンロードが必要となりますので忘れずにダウンロードしておきましょう。
機内のWi-Fiはあまり速度も速くないようなのですがメールやLINEのやり取りで利用するくらいなら問題ないと思います。
ANAでWi-Fiを利用したことはありませんが以前ターキッシュエアラインのビジネスクラスでモロッコに行った際に無料で機内Wi-Fiを利用しました。長距離路線ではWi-Fiが使えると重宝しましたが、国内線でも使えないよりは使えた方がいいです。
また、機内Wi-Fiでは動画サイトは見ることができないので、機内でANA Wi-Fi Service以外の映画などを見たいのであればAmazonプライム会員となって動画をダウンロードしておくのがおすすめです。
しかも今なら1年間無料でAmazonプライム会員になれるキャンペーンも実施されています。
「機内Wi-Fiエンターテイメント」が更に充実
2018年4月1日より機内Wi-Fiエンターテイメントがさらに充実し、人気ドラマやバラエティ、アニメなどのビデオやオーディオコンテンツが100コンテンツ以上に増加するそうです。
ビデオやオーディオコンテンツに加えて、「ANA SKY LIVE TV」では、国内線において唯一、最新ニュースやスポーツがライブで楽しめるほか、「e-books」では雑誌やコミックを楽しめるなど様々なコンテンツが用意されます。
僕はあまり興味はありませんが好きな人にとっては嬉しいサービスなのでしょうね。
ANA国内線機材に順次シートモニターを装着
2019年度下期以降、国内線の主力機であるB777・B787型機へのシートモニター、USB充電ポート、パソコン電源の装着を順次展開していくとのことです。USB充電ポートはB767型機・B737型機にも順次導入されるようです。
また、2017年9月に国内線仕様機として初となる全席にシートモニターを完備したA321neo型機を導入しており、現在A321neo型機は国内線において2機が運航していますが、2018年度末までに11機とする予定とのことです。