ホテルザ三井京都（HOTEL THE MITSUI KYOTO）宿泊記！アップグレードされたニジョウルームをレポート

結構前になりますが京都にあるホテルザ三井京都（HOTEL THE MITSUI KYOTO）に宿泊してきました。

ホテルの口コミが素晴らしいものばかりだったので宿泊するのをとても楽しみにしていましたが実際に宿泊してみると口コミ以上の素敵なホテルでした。

今回はホテルザ三井京都のアップグレードしてもらった客室やプラチナエリート特典でいただいた朝食の様子などをレポートします。

ホテルザ三井京都の概要

ホテルザ三井京都（HOTEL THE MITSUI KYOTOラグジュアリーコレクションホテル＆スパ）は2020年11月に元離宮二条城の正面、京都国際ホテル跡地に建てられた三井グループのフラッグシップホテルです。

ホテルが建設された場所は17世紀末から250年以上にわたり三井総領家の居宅があった三井ゆかりの地でもあります。

また、ホテルの象徴でもあるエントランスは300年を超える歴史を持ち三井家も所有した「梶井宮門」を修復して当時の姿が再現されており登録有形文化財にも指定されています。

ホテルザ三井京都はマリオットグループのラグジュアリーブランドである「ラグジュアリーコレクション」にも加入しているダブルブランドのホテルで、マリオットにカテゴリー制が導入されていた頃は最高ランクとなるカテゴリー8を獲得していたまさにラグジュアリーなホテルです。

ホテルザ三井京都へのアクセス

電車を利用する場合は地下鉄東西線「二条城前」駅の2番出口から徒歩3分もしくは地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅から徒歩で10分ほどでホテルザ三井京都にアクセスできます。

二条城前駅がホテルに一番近いですがJR京都駅や阪急烏丸駅からホテルにアクセスする場合は烏丸御池駅で乗り換えなければならないため、烏丸御池駅で降りて京都の街を散策しながらホテルに向かうのもおすすめです。

阪急京都線沿線で生まれ育ってこの周辺の大学に通っていたため、伊丹空港からモノレールと阪急電車を使い烏丸駅で下車し、四条通→川端通→御池通をぐるっと歩きまわって思い出に浸りながらホテルへと向かいました。

それはさておきホテルザ三井京都には23台分の駐車場もあるため車でアクセスすることもできます。駐車場はバレーパーキングで料金は1泊4,000円となっています。

ホテルザ三井京都の客室タイプ

ホテルザ三井京都には5種類のゲストルームと6種類のスイートルームがあります。

二条城の正面という立地柄、二条城側には「ニジョウルーム」や「ニジョウスイート」など眺望が売りの客室があります。また、敷地から湧き上がる天然温泉を満喫できる「ONSENスイート」や京都屈指の広さを誇る「プレジデンシャルスイート」も非常に魅力的です。

客室タイプ	広さ	展望
デラックスルーム	43–51㎡	シティ
プレミアルーム	50–67㎡	シティ
ガーデンルーム	47–61㎡	中庭
ニジョウルーム	50㎡	二条城
デラックススイート	55–65㎡	シティ
エグゼクティブスイート	78–86㎡	シティ
ガーデンスイート	95–97㎡	中庭
ニジョウスイート	112㎡	二条城
Onsenスイート	101–111㎡	坪庭
プレジデンシャルスイート	213㎡	二条城

ホテルザ三井京都はニジョウビューの部屋であればスイートナイトアワード（SNA）が通りやすいとのことだったので、ボトムのデラックスルームを予約したうえでSNA申請したかったのですがなぜか申請できませんでした。

ホテルザ三井京都にチェックイン

ホテルザ三井京都に宿泊する前日は隣にあるANAクラウンプラザホテル京都に宿泊していました。

部屋からはホテルザ三井京都の「梶井宮門」が見えていたこともあり、ANAクラウンプラザホテル京都さんには非常に申し訳ないですが早くホテルザ三井京都にチェックインしたくてウズウズしていました。

チェックインのために「梶井宮門」をくぐる瞬間、めちゃめちゃテンションがあがりました。

門をくぐるとエントランスへと続く庭園があります。

エントランスを抜けると広々としたロビーがあり、ここでチェックイン手続きを行ってもらえます。

ロビーからは中庭も望むことができとても開放的です。

干菓子とお茶をいただきながらのチェックインです。

SNA申請はできなかったもののありがたいことにニジョウルームへとアップグレードしていただくことができました。

なお、ホテルザ三井京都でのマリオットプラチナ会員以上の主な特典は以下のとおりとなっています。

このホテル、アンバサダーによるアートツアープログラムが催されているだけあってホテル内にアート作品が散りばめられており客室以外にも魅力がたくさん詰まっています。

客室へと向かう途中には茶居がありお茶をいただくこともできます。こちらはなんとホテルスタッフの方が実際に武者小路千家の茶道家から手ほどきを受けているのだそうです。

伏見稲荷の千本鳥居をモチーフにした回廊も京都ならでは。

廊下のアイストップには漆と螺鈿のアート作品が飾られています。

ホテル内を散策しているだけでも京都の趣を感じることができて楽しいです。

アップグレードされたニジョウルームをご紹介

今回アップグレードしていただいたニジョウルームは3階のお部屋になります。廊下の絨毯は枯山水で描かれる砂紋をモチーフにしたであろう柄となっており、ここでも京都を感じることができます。

ニジョウルームの部屋に入るとまずは広々したスペースに木製のシューズラックやスツールが置かれてあります。

廊下の前にはスリッパが置かれています。ホテルザ三井京都ではここで靴を脱いで部屋に入る日本的なスタイルとなっています。

ニジョウルームのベッドルーム

廊下を進むとゆとりのある開放的なベッドルームが迎えてくれます。

シモンズ製のベッドは大きさ柔らかさとも文句なく、快眠をもたらしてくれました。

窓側には一枚板のテーブルとベンチシートが設置されているのですが個人的にこのベンチシートのスペースがすごく好きでした。

テーブルにはウェルカムスイーツも置かれてありました。

もちろんニジョウルームという名の通り部屋の窓からは二条城を眺めることができます。

ベッドと反対側の壁にはテレビが掛かっておりテレビの横はミニバーとなっています。

窓側からみたニジョウルームの様子です。部屋の奥向かって左側が部屋の入り口、そして右側がウェットエリアとなっています。

ニジョウルームのウェットエリア

ウェットエリアのクローゼットにはひと目で高級とわかるバスローブが掛けられてあります。

引き出しの中に入っているパジャマは嬉しいセパレートタイプとなっています。麻のような素材で着心地もよく、ホテルで販売もされているようだったので本気で買うか悩みました。

高級感が漂う人工大理石の洗面台はダブルシンクでかなり広いです。バスルームには足を伸ばしてくつろげる広い石造りのバスタブもありレインシャワーも付いています。

アメニティはPARFUM SATORI（パルファン・サトリ）でホテルザ三井京都オリジナルとなっています。

ホテルザ三井京都での無料朝食

マリオットのプラチナ会員特典でウェルカムギフトは無料での朝食を選択しました。

ホテルザ三井京都の朝食会場は1階にあるイタリア料理「FORNI」となっています。

朝食時間：7:00-10:00（L.O.）

庭園を見渡せる窓際の席に通されました。

アメリカンブレックファストと和朝食から選択できて、そのお値段は1人6,100円となっています。これをプラチナエリート特典で無料でいただくことができるなんて贅沢ですね。

朝食はどちらかというとパン派なのですが京都ということもあり和朝食をチョイスしました。

多くの人が食後は中庭に出ていたので真似して中庭を散歩してみましたが、ゆっくりとした時間が流れる至福のひとときを過ごすことができました。