今さらだけどアメトーークのひとり旅芸人をみて

アメトーークのひとり旅芸人をみて
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先週のアメトーークの「ひとり旅芸人」、陸マイラーの方たちも何人かがブログやTwitterで触れられており今更感でいっぱいですがようやく録画していたアメトーークを見ました。

目次

ひとり旅が好きな人は少数派

個人的には、真鍋かをりさんはともかく他の人がもう少しバックパッカー的な旅芸人だったら良かったのになーと思いましたが、それはさて置き芸人さんだけでなく一般人も含めてひとり旅が好きという人は少ないんですね。

僕のまわりにもひとり旅が好きという人はあまりいません。やはりひとり旅派はマイノリティーなのでしょう。

僕自身はひとり旅派ですが知り合いにひとり旅のことを話すとなぜか「でもホントは奥さんも一緒なんでしょ?」と言われ、妻に話すとなぜか「でもホントは他の女の人と一緒なんでしょ?」と本気とも冗談ともつかないことを言われます。

ひとり旅は大好きですが妻だったり結婚前であれば恋人だったりパートナーと一緒に旅行するのも嫌いじゃないです。でも団体行動が得意ではないので例え友達でも4人も5人も集まっての旅行は苦手です。

ひとり旅もグループ旅も良いところもそうでないところもあります。僕が思うひとり旅の良いところと残念なところを挙げてみます。

ひとり旅をしていて残念なところ

まずはひとり旅をしていて残念に感じるところです。

食事に困る

僕がひとり旅で困るのはどこで食事をするかです。一人で食事をすることにまったく抵抗は無いのですが、どうしても一人だと入りにくいお店というのはあります。

僕の場合だと大人数で賑わっている店、カウンターなど一人客向けの席が無い店には浮いてしまいそうなので一人だと入りにくいと感じてしまいます。

あまりに空腹だとそういうことも気にならなくなりますが、海外であれば入るお店が見つからない場合はスーパーマーケットで食料を調達したりします。地元のスーパーって食料品に限らず日本で売ってないものがたくさん売られているので意外と楽しめますし、ばら撒き用の土産を購入したりもできてオススメだったりします。

感動を共有できない

個人的には、これがひとり旅をしていて一番残念なことかもしれません。

綺麗な景色、街の雰囲気、美味しい食べ物、素敵な出会い、遭遇したトラブル、何一つとして誰とも共有することができません。

日本に戻って家族や友人に写真を見せたり話をすることで共感はしてもらえるかもしれませんが、やはりその場で一緒に共有することには敵いません。

旅先で心が揺さぶられるような体験をしているときだけは一人でいることを残念に思ってしまいます。そして残念な気持ちになると同時に共有したいと思える人がいることに幸せを感じたりもします。

写真を撮るときに警戒されやすい

僕は旅先の景色を撮るだけでなく現地で暮らす人たちの写真を撮らせてもらうのも好きです。

隠し撮りではなくて声をかけて撮影させてもらうのですが、いくらこちらが観光客でも見知らぬ男が一人で大きなカメラを構えて写真を撮らせてくれないかと声をかけると、特に女性に警戒されることも少なくありません。

以前、キューバのトリニダーという古都で現地の人たちに声をかけながら写真を撮っていました。キューバの人たちは陽気で快く写真を撮らせてくれるのですが、それでも写真を撮られる緊張と多少の警戒心があるのかなかなか笑顔を引き出すことができませんでした。

そんなときにたまたまトリニダーの街を観光していた日本人女性と出会い二人でトリニダーの街を歩き回ることになりました。

彼女も写真が好きだったので街で一緒に現地の人に声をかけて写真を撮らせてもらっていたのですが、声をかけた人たちの緊張や警戒心が僕一人だけのときと全く違っていました。写真に写った彼らは僕一人で声をかけて撮らせてもらった写真よりもずっと自然で素敵な笑顔をしていました。

女性が一緒にいるだけでこんなにも場の空気が変わって良い笑顔が引き出せるのかと驚いたものです。

ひとり旅の良いところ

次は僕がひとり旅の良いところだと思っていることです。

自由気ままに行動できる

これはアメトーークに出演していたひとり旅芸人に限らずひとり旅が好きな人みんなに共通する意見でしょう。

グループだと日程や行き先をみんなと調整する必要があり、なかなか決まらなかったりり、行きたいスポットや食べたい物もみんな違って誰かが妥協しなくてはならないときもあります。

海外まで行って自分が行きたい場所に行けないような旅行なら行かない方がマシだと思ってしまいます。

現地の人に話しかけてもらいやすい

ひとり旅だとグループ旅にくらべて現地の人に話しかけてもらいやすくなると思います。やはり話しかける側としても集団より一人の方が話しかけやすいのでしょう。

ヨーロッパでも少し郊外に行くと日本人に興味を持って気さくに話しかけてきてくれます。なぜか家にお邪魔したことも何度かあります。

普段の生活では人見知りな僕ですが旅先では人と会話をすることに積極的になるようで、せっかく見知らぬ地に行くのであれば現地の人と話をしたいと思うので話かけてもらいやすくなるのはありがたいことです。

ひとり旅どうし知り合って仲良くなれる

僕にとってこれがひとり旅の一番の醍醐味かもしれません。ひとり旅をすると国内でも海外でも不思議と同じくひとり旅の人と知り合って自然と仲良くなることができます。

旅先で仲良くなったひとり旅の人たちは、彼ら自身もひとり旅が好きなので一緒に行動することになってもベッタリ一緒というわけじゃないのが良いところです。一緒に行動した次の日は全くの別行動だったり、昼間は別行動だけど夕方だけ合流して一緒に食事をしたり、ひとり旅が好きな者どうし適度な距離感を保てるのが魅力です。

そして旅先で出会った人の中には今でも仲良くしてもらえている人が何人もいます。

モロッコで知り合ったスペイン人もそうです。正確にはスペイン人カップルなのでひとり旅ではありませんが、モロッコで仲良くなって今でもフェイスブックやメールでやりとりが続いています。ずっと自宅に招待してくれていたのでGWにはスペインまで会いに行くつもりだったのに残念です。
GWはファーストクラスで東南アジア

国内だと昔ほどではないにしろ沖縄の八重山諸島にはひとり旅の男女が多くいます。民宿で「ゆんたく」をしてひとり旅どうし、そして沖縄好きどうし、すぐに打ち解け合えます。
竹富島 八重山諸島にある大好きな島

八重山諸島で知り合って今でも連絡を取り合っている人が何人かいますが、その中でも何年も前に波照間島で知り合った一人の女性とはお互い都内に住んでることもありすごく仲良くしています。
波照間島 八重山諸島にある大好きな島

仕事帰りに飲みに行ったり(もちろん沖縄料理の店です)、お互いひとり旅が好きなのになぜか二人で一緒に旅行もしましたし、パラオやセノーテにダイビングに行く計画を立てたりもしていました。

僕が結婚してしまったので海外ダイビングには一緒に行けず仕舞いですが、それでも共通の趣味を通じて性別を超えて仲良くしてもらえていることは嬉しいかぎりです。

結局のところ旅が楽しいかどうかは人で決まる

ひとり旅にはひとり旅の楽しさがありグループ旅にはグループ旅の楽しさがあります。どちらが良いとか無いですし、ひとり旅が好きな人はひとり旅を、グループ旅が好きな人はグループ旅を楽しめばいいと思います。

そして結局のところひとり旅でもグループ旅でも重要なのは人。グループ旅派でも誰と一緒にいくかで、ひとり旅派だと旅先で誰と触れ合うかで楽しさは違ってきます。

これからもマイルを貯めて楽しい旅をしていきたいものです。
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