台北桃園空港からエバー航空の最高峰ビジネスクラスであるロイヤルローレルクラスに搭乗して帰国しました。台北から関空着の便で帰国したため搭乗時間は僅か2時間40分ですが非常に快適なフライトでした。
今回はそんなエバー航空のロイヤルローレルクラスの搭乗記をレポートします。
エバー航空について
今回搭乗したエバー航空は台湾の航空会社でANAと同じスターアライアンスに加盟しています。
エバー航空はイギリスのスカイトラックス社による格付けによって最高峰のファイブスターを獲得しており、2023年のワールドベストエアラインでも第9位となっている非常に評価の高い航空会社です。
また、エバー航空はサンリオと提携しており機体にキティちゃんのラッピングが施されたハローキティジェットも運航していることでも有名です。
エバー航空のビジネスクラスには3種類ある
エバー航空ではビジネスクラスがランクに応じて3種類設定されており、下からビジネスクラス、プレミアムローレルクラス、ロイヤルローレルクラスとなっています。
- ビジネスクラス
- プレミアムローレルクラス
- ロイヤルローレルクラス
ビジネスクラス
最もランクが低いビジネスクラスはA321-200に導入されています。ランクが低いとはいってもそこはビジネスクラスなので普通席に比べると座席は広いのですが一昔前のビジネスクラスという印象です。
プレミアムローレルクラス
ビジネスクラスの次にランクが高いのがプレミアムローレルクラスとなります。プレミアムローレルクラスはA330-300とA330-200に導入されています。
A330-300のプレミアムローレルクラスはヘリンボーンタイプとなっていて、先程のビジネスクラスと比べるとフルフラットにすることができるほかラグジュアリー感もアップしており快適な時間を過ごせそうです。
ロイヤルローレルクラス
そしてプレミアムローレルクラスより上位のクラスが今回搭乗したロイヤルローレルクラスとなります。ロイヤルローレルクラスはB787(B787-9とB787-10)とB777-300ERに導入されています。
エバー航空にはファーストクラスが設定されていないため、ロイヤルローレルクラスがエバー航空の最高峰クラスということになります。
下の写真はB777-300ERの座席となります。B777-300ERもプレミアムローレルクラスのA330-300と同様にヘリンボーンタイプとなっていますが、プレミアムローレルクラスの座席よりも更に快適なプライベート空間となっていることがわかります。
また、エバー航空の最新機材であるB787のシートはヘリンボーンタイプのB777-300ERとは違いスタッガードタイプが採用されています。
今回はB787のロイヤルローレルクラスに搭乗することができましたのでこれからご紹介していきます。
エバー航空BR178便 台北(桃園)ー大阪(関西)で帰国
今回のフライトはANAのマイルを使ってエバー航空の特典航空券を予約したのですが、台湾から羽田への直行便に空きが無かったため関空を経由しました。短距離フライトなので普通席で十分だったのですが普通席が空いていなかったためビジネスクラスで帰国することになりました。
BR178便 台北(桃園)06:30発 ー 大阪(関西)10:10着
台北桃園空港から関空へと飛んでいるBR178便は短距離路線のため基本的にA330-300(プレミアムローレルクラス)が使われていますが、搭乗当日は機材変更によりB787に変更となりました。
たった2時間40分のフライトですがこの機材変更によって搭乗予定だったA330-300のプレミアムローレルクラスより上位クラスとなるB787のロイヤルローレルクラスに乗ることができたのでラッキーでした。
早朝のフライトだったため午前4時に桃園空港に到着して出国手続きを済ませました。
出国手続きを済ませて搭乗時刻まではエバー航空のラウンジ「The Infinity」で過ごしました。
エバー航空 ロイヤルローレルビジネスクラス B787搭乗レビュー
搭乗したエバー航空B787-10のロイヤルローレルクラスのシートマップです。座席がジグザグに配置されているスタッガードシートなのがわかります。
搭乗してみると広々としたシートが目に入ってきます。短距離路線でもビジネスクラスやファーストクラスに乗るときはテンションがあがります。
今回座った7Kの座席はテーブルが通路側、シートが窓側に配置されているため、シートから通路までの間が広くプライベートスペースを確保することができます。
シートはフルフラットにできますが短距離路線のため試していません。それにしてもこのクールなシートに『バッドばつ丸』クッションは若干の違和感もあります。
足元も広々しており身長180cm超の自分が浅めに座って足を伸ばしてもまだまだ余裕がありました。
シート前方のモニターは18インチと大きくとても見やすいです。
シート横にあるプッシュタイプの扉を開けると中にはヘッドフォンが収納されています。 扉の裏は鏡になっているため身だしなみも確認できます。
ヘッドフォンは当然ノイズキャンセリング機能付きです。
肘掛け部分にはシート角度を調節するためのコントロールパネルや機内エンターテイメントのコントローラー、ユニバーサルタイプとUSBタイプの電源ポートが備え付けられています。
側面には可動式のパーティションも付いており、引き出すと隣の視界を遮ることができプライベート感がアップします。
中華料理の機内食は鼎泰豊(ディンタイフォン)
機内食は日本料理、西洋料理、中華料理から選択することができました。中華料理は鼎泰豊だったため迷わずチョイスしました。
- 牛ハチノスのピリ辛煮込み
- きくらげの酢の物
- 鶏肉蒸しスープ麺
- ミニごままんじゅう
ミニごままんじゅうは蒸籠に入って出できたということもありふっくらとしていて美味しかったです。これが小籠包なら最高だったのですが。
エバー航空B787ロイヤルローレルビジネスクラス BR178便搭乗記まとめ
台湾を代表する航空会社であるエバー航空の最上級ビジネスクラスとなるロイヤルローレルビジネスクラスに搭乗してきました。
B787のロイヤルローレルクラスはスタイリッシュなデザインと新しくて広々としたシートでかなり快適に過ごすことができました。また、機内食で鼎泰豊を食べることができ非常に満足なフライトでした。
たったあ2時間40分しか乗っていられなかったのが残念です。次はもっと長距離路線で乗ってみたいです。
なお、短距離路線のためアメニティポーチの提供はありません。