8月に控えたマリオットとSPGのプログラム統合ですが、ついに統合後のホテルカテゴリーリストが発表されました。
日本のホテルがどのようなカテゴリーになるのか取り急ぎ調べてみました。
マリオット・SPGプログラム統合後の新ホテルカテゴリー
日本にあるマリオット・リッツ・SPGのホテルカテゴリーとポイント無料宿泊に必要となるポイント数は以下のようになります。
なお、青字は統合後のポイント数が減少となるホテル、赤字は逆にポイント数が増加することになるホテルとなっています。
ホテル名 | 現Pt数 | 新Pt数 | 増減 | 新カテゴリー |
---|---|---|---|---|
フォーポイントバイシェラトン函館 | 30,000 | 25,000 | -5,000 | 4 |
コートヤード新大阪ステーション | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション | 40,000 | 35,000 | -5,000 | 5 |
富士マリオット・ホテル山中湖 | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
伊豆マリオットホテル修善寺 | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
軽井沢マリオットホテル | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ | 30,000 | 35,000 | 5,000 | 5 |
琵琶湖マリオット・ホテル | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
モクシ―大阪本町 | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
モクシ―東京錦糸町 | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
名古屋マリオットアソシアホテル | 30,000 | 35,000 | 5,000 | 5 |
南紀白浜マリオットホテル | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
ルネッサンス・リゾート・ナルト | 35,000 | 35,000 | 0 | 5 |
シェラトングランドホテル広島 | 36,000 | 35,000 | -1,000 | 5 |
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート | 36,000 | 35,000 | -1,000 | 5 |
シェラトン北海道キロロリゾート | 36,000 | 35,000 | -1,000 | 5 |
シェラトン都ホテル大阪 | 30,000 | 35,000 | 5,000 | 5 |
キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道 | 30,000 | 35,000 | 5,000 | 5 |
ウェスティンホテル淡路リゾート&コンファレンス | 30,000 | 35,000 | 5,000 | 5 |
ウェスティン都ホテル京都 | 36,000 | 35,000 | -1,000 | 5 |
ウェスティンホテル大阪 | 36,000 | 35,000 | -1,000 | 5 |
ウェスティンホテル仙台 | 36,000 | 35,000 | -1,000 | 5 |
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ | 36,000 | 35,000 | -1,000 | 5 |
オキナワマリオット リゾート&スパ | 40,000 | 50,000 | 10,000 | 6 |
大阪マリオット都ホテル | 40,000 | 50,000 | 10,000 | 6 |
ルネッサンス・オキナワ・リゾート | 40,000 | 50,000 | 10,000 | 6 |
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル | 60,000 | 50,000 | -10,000 | 6 |
シェラトン都ホテル東京 | 36,000 | 50,000 | 14,000 | 6 |
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート | 60,000 | 50,000 | -10,000 | 6 |
ザ・プリンスさくらタワー東京、オートグラフコレクション | 40,000 | 50,000 | 10,000 | 6 |
ウェスティンホテル東京 | 60,000 | 50,000 | -10,000 | 6 |
東京マリオットホテル | 40,000 | 50,000 | 10,000 | 6 |
ザ・リッツ・カールトン沖縄 | 60,000 | 60,000 | 0 | 7 |
ザ・リッツ・カールトン大阪 | 50,000 | 60,000 | 10,000 | 7 |
ウェスティン ルスツリゾート | 60,000 | 60,000 | 0 | 7 |
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 | 90,000 | 85,000 | -5,000 | 8 |
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル | 90,000 | 85,000 | -5,000 | 8 |
ザ・リッツ・カールトン京都 | 70,000 | 85,000 | 15,000 | 8 |
ザ・リッツ・カールトン東京 | 70,000 | 85,000 | 15,000 | 8 |
セントレジスホテル大阪 | 90,000 | 85,000 | -5,000 | 8 |
ポイント無料宿泊の際に必要となるポイント数がアップするホテルが14ホテル、減少するホテルが15ホテル、増減なしが12ホテルとなっています。
統合後のプログラムでは無料宿泊で必要となるポイント数はシーズンにより異なってきますが、上表の新ポイント数はスタンダードのポイント数となっています。統合後のポイント制度の詳細は以下の記事をご覧ください。
マリオットとSPGの統合による新プログラムの内容がついに正式発表!気になるその内容は?
2018年8月から2019年初頭まではカテゴリー8のホテルが狙い目
統合後プログラムで最上位となるカテゴリー8に位置づけられるのは日本のホテルは以下の5つになりますが、ポイント無料宿泊をするのであれば2018年8月から2019年初頭まではこのカテゴリー8のホテルがおすすめです。
- 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
- ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル
- ザ・リッツ・カールトン京都
- ザ・リッツ・カールトン東京
- セントレジスホテル大阪
なぜかというとカテゴリー8が設定されるのは2019年初頭のため、それまでカテゴリー8のホテルはカテゴリー7として扱われることになるからです。つまり、本来は1泊85,000ポイント必要なところ60,000ポイントで宿泊できてしまうことになります。あまりにお得すぎて心配になってしまいますがマリオットの公式サイトでも言及されており実際に得して利用できそうです。
カテゴリー8については、2019年初頭の設置を予定しています。それまで、カテゴリー8の候補となっているホテルは一時的にカテゴリー7に分類されます。つまり、1泊あたり25,000ポイントも安く、かなりお得にご利用いただけることになります。
60,000ポイントは現行SPGのスターポイントだと20,000スターポイントなので頑張れば貯まるポイント数ではないでしょうか。
もちろん日本のホテルに限らず世界中にあるカテゴリー8のホテルが対象となります。
台湾のホテルは軒並み必要ポイント数ダウンで狙い目
SPGアメックスを所有してから海外のマリオットグループのホテルはまだ台湾しか利用していませんが、台湾のホテルがどうなるか確認してみたところ無料宿泊に必要となるポイント数が軒並み下がっていて驚きました。
台湾にあるマリオット・SPGホテル15軒のうちなんと14軒のホテルで必要ポイント数がダウンとなっていました。その中でも『コートヤード台北』は現行よりも7,500ポイント下がって12,500ポイントで宿泊できるようになるのでおすすめです。
個人的には日本のコートヤード系ホテルより格段に快適だったので、今後も台湾に行くときには利用したいと思っています。『コートヤード台北』に宿泊してアップグレードしてもらえたときの記事はこちらです。
コートヤードバイマリオット台北に宿泊してSPGアメックスパワーでエグゼクティブルームにアップグレード
『台北マリオット・ホテル』もすごく満足できるホテルでしたが、ことらも5,000ポイント減の25,000ポイントで宿泊できるのでおすすめしたいです。
台北マリオットホテル(台北萬豪酒店)に無料宿泊してSPGアメックスパワーで客室も2段階アップグレード!
最も必要ポイント数がアップするホテルとダウンするホテル
おまけのような情報ですが世界中のマリオットホテルの中で無料宿泊に必要なポイント数が最もアップするホテルと逆に最もダウンするホテルも調べてみました。
最も必要ポイント数がアップするホテル
統合後プログラムで無料宿泊に必要となるポイント数が最もアップするホテルはギリシャの『ドームズ・オブ・エロウンダ、オートグラフ コレクション』です。
『ドームズ・オブ・エロウンダ、オートグラフ コレクション』はギリシャのクレタ島にあるスイートとヴィラだけの個性的なリゾートホテルで、スピナロンガ島とベネチア様式の城の絶景を満喫できるのだそうです。
最上位であるカテゴリー8となることで必要ポイント数は45,000ポイントから一気に40,000ポイントもアップして85,000ポイントとなります。リゾート感と高級感が満載でうっとりしてしまいますね。
最も必要ポイント数がダウンするホテル
統合後プログラムで無料宿泊に必要となるポイント数が最もダウンするホテルは以下の3軒でした。
- ラスアルコバス,ラグジュアリーコレクションホテル,ナパヴァレー(アメリカ)
- セントレジス・サンフランシスコ(アメリカ)
- Wバリースミニャック(インドネシア)
いずれも統合後のカテゴリーは最上位のカテゴリー8に次ぐカテゴリー7で、必要ポイント数は90,000ポイントから30,000ポイント減って60,000ポイントとなります。
必要ポイントが減ったとはいえどれも高級ホテルばかりです。
最後に
ようやくマリオットとSPGの統合後ホテルカテゴリーが発表となりました。また、ここでは触れていませんがトラベルパッケージも発表があり改悪となっています。
他にマリオットとSPGの統合に関してこれまでに発表があった内容には以下もあります。
必要ポイント数がアップするホテルについては2018年8月までに予約しておく方がいいでしょう。また、カテゴリー8のホテルについては2018年8月から2019年初頭までは60,000ポイントで宿泊できるため、現在のポイント数が60,000ポイントより高いホテルに宿泊するのであれば2018年8月以降に予約し、現在のポイント数が60,000ポイントより低いホテルに宿泊するのであれば今のうちに予約しておくのが正解でしょう。
といってもカテゴリー8となるホテルのうち現在60,000ポイント未満で宿泊できるのは、最もポイント数がアップする上述したギリシャの『ドームズ・オブ・エロウンダ、オートグラフ コレクション』だけのようです。
また、SPGアメックスの継続によりもらえる無料宿泊特典ですが、こちらは対象となるカテゴリーがまだ発表されていませんので気になるところです。
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