マリオット系列ホテルに泊まる予定がいくつかったのでいっそプラチナチャレンジをしようかと考えていたのですが、マリオットからメールで公式アナウンスがあり二の足を踏んでいます。
ステータスバイバックが終了
ステータスバイバック(Buy back)とはマリオットのステータスを買い戻しできる制度です。
マリオットのステータスにはシルバーエリート、ゴールドエリート、そしてプラチナエリートの3ランクがあり、ステータスを獲得するのに必要な年間の宿泊数が決められていて、シルバーエリートは10泊以上、ゴールドエリートは50泊以上、プラチナエリートに至っては75泊以上の宿泊が必要となります。
1年間の宿泊数が規定を下回ってしまうとプラチナからゴールド、ゴールドからシルバーといって具合にステータスが1ランクダウンしてしまうのですが、落ちてしまうステータスをマリオットリワードポイントで買い戻すことでステータスを維持できる制度がステータスバイバックです。プラチナエリートをステータスバイバックで維持するには40,000ポイントが必要です。
そんなステータスバイバックが終了してしまうことになります。
プラチナチャレンジ
今人気のクレジットカード「SPGアメックス」は発行するだけでSPGのゴールドプリファードゲスト(ゴールド会員)になることができ、マリオットがSPGを買収したことによってSPGのゴールド会員はマリオットのゴールドエリートにステータスリンクさせることができます。
僕もSPGアメックスを発行しました。そのため、僕はまだマリオット系列のホテルに1泊もしていないにもかかわらず50泊以上の宿泊が必要となるマリオットのゴールドエリートのステータスとなっています。
そして、ゴールドエリートには3ヶ月間でマリオット系列ホテルに9滞在することでプラチナエリートになることができる「プラチナチャレンジ」というシステムがあります。
75泊はさすがに厳しいですが3ヶ月で9滞在であれば無理ではありません。マリオット系列ホテルに泊まる予定もあるのでいっその事プラチナチャレンジをしてみるつもりでマリオットのホテルを複数予約しています。
プラチナチャレンジに成功して一度プラチナエリートになってしまえば、翌年からはステータスバイバックによってプラチナを維持することができるためプラチナチャレンジをするつもりでしたが、ステータスバイバックが終わってしまうのであれば年間75泊以上することのみがプラチナを維持する方法となってしまうのでしょうか。年間75泊以上など僕にはとても無理です。
プラチナチャレンジではステータスバイバックは対象外だという衝撃事実
プラチナチャレンジを考えた際、知りたかったことがいくつかあったのでマリオットに問い合わせてみると、SPGアメックスを発行してSPGからステータスリンクでゴールドエリートになった場合、プラチナチャレンジでプラチナエリートになったとしてもステータスバイバックの対象にはならないと言われてしまいました。
ステータスバイバックを見越してSPGアメックスをプラチナチャレンジの組み合わせでプラチナエリートになった人はかなりいると思うのですが、皆さんどうされるのでしょうか。
さらに衝撃的なことにそもそもプラチナチャレンジはステータスバイバックの対象外なのだそうです。正規ルートで75泊もしてプラチナエリートになった会員の方を優遇するのは当然のことですね。
それでもプラチナチャレンジをするべきか
ステータスバイバックという選択肢が無くなったため、プラチナチャレンジによってプラチナエリートになったとしても正規ルート以外でステータス維持はできません。
それでも今月中にプラチナチャレンジを申し込んで2018年2月もしくは3月に成功させることによって2020年2月までの約2年間プラチナエリートとなることができます。
プラチナチャレンジでは18万円ほどが標準的な費用になるかと思います。1年間9万円でプラチナエリートのステータスを買うことを高いと判断するか安いと判断するかですね。