【韓国】仁川国際空港近くのネストホテル インチョン Nest Hotel Incheon宿泊記！マリオット上級会員にはメリット無し！？

ゴールデンウィークでの韓国旅行の帰りは仁川国際空港のそばにあるネストホテル インチョン（Nest Hotel, a Member of Desigh Hotels）に宿泊しました。

朝便だったので空港近くのホテルを探したところマリオットグループのネストホテルがあったので宿泊することにしました。

ネストホテル インチョン（Nest Hotel Incheon）について

ネストホテル インチョンはマリオットグループのホテルブランドであるデザインホテルズに韓国で加入して唯一加入しているホテルです。

仁川国際空港から3kmほど離れたところに位置しているため仁川発着便を利用する際に宿泊すると便利です。

ネストホテルインチョンの概要は以下のとおりとなっています。

マリオットのリワードカテゴリーは4なのでポイント利用だと1泊25,000ポイントで宿泊できますが、宿泊料金自体も1泊13,000円ほどなのでポイントを利用するより普通に支払った方が得だと思います。

客室タイプはスタンダードとデラックスの2タイプに加えてスイートルームが3タイプあります。また、それぞれの客室タイプでマウンテンビューとシーサイドビューとがあります。

客室タイプ	広さ
スタンダード（ツイン・ダブル）	32.9㎡
デラックス（ツイン・ダブル・ファミリー）	43.4㎡
Studioスイート	75.9㎡
Reedスイート	75.9㎡
Patioスイート	119.4㎡

さすがデザインホテルズのメンバーだけあってデザインはとても凝っておりネストホテルインチョンの外観はコンクリート打ちっぱなしとホテルでは珍しいデザインになっています。スタイリッシュで格好良いのですがどことなく軍艦島を連想してしまうのは自分だけでしょうか。

ホテルの裏には海に面したプールもあります。宿泊した日は少し肌寒かったのですが水温が36度に保たれているため利用者で賑わっていました。

また、プールの隣には小さな子どもが遊べる公園も設置されているため子連れでの宿泊ではありがたい限りです。

仁川国際空港からは無料シャトルバスあり

仁川国際空港からネストホテルインチョンまではシャトルバスが無料で運行されています。

仁川国際空港1階の14Cゲートにホテル行きのバス乗り場があります。14Cゲートの場所は少しわかりにくくて14番ゲートから出て道路を渡ったところとなっています。

シャトルバスは6時頃から22時半頃まで45分間隔で運行しており、空港からホテルまでの所要時間は10分から15分となっています。

詳細はホテルの時刻表でご確認ください。

シーサイドビューの部屋にアップグレード

ネストホテルインチョンに宿泊する前日は永登浦にあるフェアフィールドバイマリオットソウルに宿泊していました。

16時前にチェックアウトして仁川国際空港へと向かい、空港で早めの晩ご飯を済ませたのでネストホテルインチョンに到着したのは19時前でした。

ホテルの入り口付近はガラス張りになっていて海が見えるようになっています。

ロビー階の様子です。奥に見えるのがレセプションで左側には白を基調としたお洒落なレストランがあります。

広くて開放的なレストランでは海を眺めながら食事をとることができるのがとても魅力的です。

チェックインの際にマウンテンビューの部屋からシーサイドビューの部屋にアップグレードされたことを教えてもらいました。客室タイプはスタンダードルームのままですがアップグレードはまったく期待していなかったので意外でした。また、レイトチェックアウトは不可と伝えられましたが早朝便で帰国のため問題ありません。

今回宿泊したのは6階の部屋でした。

廊下の壁もホテルの外観と同様にコンクリート打ちっぱなしでクールな雰囲気が伝わってきます。

床の模様はおそらく葦（アシ）でしょうか。元々ネストホテル インチョンは葦畑が広がる場所に建てられていて葦はホテルの出発点と同時に基本精神とのことなので、その考えを表現したのだと思います。

シンプルでオシャレな部屋はさすがデザインホテルズメンバー

宿泊した部屋はスタンダードルームですが、さすがはデザインホテルズのメンバーだけあってネストホテルインチョンの部屋はシンプルかつオシャレで居心地抜群でした。

部屋に入ってすぐのところにキャビネットがありました。電気ポットやグラスなどが置かれているだけなのですがオシャレ感が溢れています。

キャビネットの奥には小さなチェアとテーブルがポツンと置かれています。子連れだともっと大きなテーブルが無いと不便なのですが、この部屋にマッチしすぎているのでこれはこれでいいかなという気持ちになってしまいます。

テーブルほどミニマムサイズではありませんがデスクも小さめです。

でも電源やUSBポートがあって便利です。さらにライトニングケーブル、USB Type-Cケーブル、Micro USBケーブルがあらかじめ用意されているためスマホやカメラをすぐに充電できます。

ダブルベッドは子どもと寝るには十分な大きさです。

奥から部屋全体を見るとこんな感じになっています。

気持ちばかりのバルコニーがあり外に出ることも可能となっています。

シーサイドビューの部屋なのでバルコニーからは海を見渡すことができました。

部屋からは仁川国際空港に着陸する飛行機を見ることができ、最近「ヒコーキ」という言葉を覚えた子どもも嬉しそうにしていました。

宿泊した翌日は午前5時起床でしたが綺麗な朝日を拝むこともできました。

シンプルで無機質なシャワールーム

白を基調としてデザイン性を重視したシャワールームとなっています。

アメニティも必要最低限のものがシンプルに置かれています。

シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ローションは「kudosspa」というオーストラリアのブランドのものが置かれていました。初めてお目にかかりましたがとてもいい香りがしました。

洗面台の反対側はシャワーブースとトイレになっていてバスタブはありません。

シャワーブースはコンパクトですがレインシャワーも付いていて水圧も十分でした。

また、トイレにはウォシュレットも付いているので日本人にはありがたいです。

ネストホテルインチョン（Nest Hotel Incheon）ではマリオット上級会員のメリットほぼ無し

オシャレな部屋が魅力的なネストホテルインチョンですが、特典だけを考えると実はマリオットのプラチナエリート以上の上級会員にとって宿泊するメリットがほとんどありません。

SPGアメックスとプラチナチャレンジのおかげで今はチタンエリートになっていますが、自分が特典で嬉しいのは個人的に以下の4つです。

ただ、ネストホテルインチョンではこの特典がほとんど期待できません。

まず、エグゼクティブラウンジ自体がないのでラウンジアクセス特典はありません。ロビー階にとても雰囲気の良いレストランがありますがチタンエリートであっても朝食は無料にはなりません。

また、今回はマウンテンビューの部屋からシーサイドビューの部屋にアップグレードされましたが客室タイプ自体は変わっていませんし、レイトチェックアウトもできないと言われました。

アップグレードとレイトチェックアウトは当日の混雑具合にもよるため何とも言えませんが、事前にホテルの宿泊記や口コミ・レビューで確認していたかぎりではあまり特典に積極的な感じではない印象を受けました。

特典は必ず受けることができるわけではないと理解した上で宿泊する人はいいですが、マリオットの上級会員として優遇されたいという人には向いていないホテルだと思います。

ネストホテルインチョン（Nest Hotel Incheon）宿泊記まとめ

韓国からの帰りは仁川国際空港を利用することもあり、仁川国際空港の近くにあるマリオットグループのホテルであるネストホテルインチョンに宿泊しました。

ネストホテルインチョンは韓国で唯一のデザインホテルズのメンバーで、その名のとおりデザイン性をとても重視していて綺麗なホテルでした。

仁川国際空港からは無料のシャトルバスでアクセスすることができますが、ホテルの周辺は何もなくソウル市内へも決して近くはないので空港利用以外での宿泊はおすすめしません。