【竹富島】石垣島からフェリーで10分で行ける沖縄の原風景が広がる大好きな島

竹富島
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僕は沖縄の八重山諸島が大好きで今までに20回以上遊びに行ってます。年に3回ほど行ってたのですが、訳あってここ2年くらいは八重山諸島に足を運ぶことはありませんでした。

今月、久しぶりに八重山諸島に行くことになったので荒ぶって八重山諸島の魅力を書いてみようと思います。

目次

スキューバダイビングとアイランドホッピング

これまで僕はサラリーマンが取れる休暇の限界とも言える1週間休みを取って年に2回は8泊9日の八重山旅をしていました。それだけでは満足できず土日に有休を付けたショートトリップもあり、だいたい年に3回は八重山に通うという感じでした。

竹富島 スキューバダイビング

思い起こせばこの頃はまだ純粋にクレジットカード決済だけでANAマイルを貯めていたので、年に1回、多くて2回、特典航空券で石垣島に飛んでいて残りのフライトは自腹でした。

羽田から石垣島はANAのマイルを使えばレギュラーシーズンで20,000ANAマイル、ハイシーズンでも23,000ANAマイルで行くことができます。毎月18,000ANAマイルが貯まっている今から思えば、自腹でフライトなんてすごくもったいないことをしていたんだなと思います。

八重山諸島での旅の流れは決まっていて、まず石垣島で3日ほど滞在して、その間はひたすらダイビング三昧、その後は離島を転々とするアイランドホッピングというスタイルです。

アイランドホッピングでは僕の大好きな竹富島と波照間島に数日ずつ宿泊し、残りの日程で他の島に泊まるといった感じでしたので、今回は竹富島について書いていきます。

竹富島 スキューバダイビング

竹富島ってどんなところ?

八重山諸島の地図

竹富島は石垣島から船で10分ほどの場所にあります。竹富島の周囲は約9キロ、人口は400人に満たない小さな島です。

竹富島では昔からの家並みが今も守られていて、赤瓦の民家が並び、屋根にはシーサー、白砂を敷き詰めた道にはブーゲンビリアが咲いており、これぞ沖縄といった原風景が残っています。

竹富島の街並み

竹富島には文化と景観を維持するための「竹富島憲章」が定められていて、島民の方たちが竹富島憲章を守って生活しているためこの風景が維持されています。自分の家を増改築したいと思っても好きなように増改築することはできず、赤瓦を使うなど竹富島の景観を損ねないようにしなければならず大変なのだそうです。

そんな竹富島は、誰もがイメージする沖縄の原風景が残っているのに加えて石垣島から船で10分という近さもあって、日中は観光客で賑わっています。

竹富島の白砂の道

何と言ってもオススメはコンドイビーチ

竹富島は隆起が少なく島に川がないため、島の周りの海がとても綺麗です。白い砂浜の広がる「コンドイビーチ」や星砂の浜ともいわれる「カイジ浜」といった人気のビーチがあります。

カイジ浜は綺麗だから人気というわけではありませんが、コンドイビーチはエメラルドグリーンで本当に綺麗です。しかも遠浅で波も穏やかなので子供連れで海に入っても安心です。

竹富島 コンドイビーチ

コンドイビーチの写真もたくさん載せたかったのですが、プライベートな写真ばかりだったのでコンドイビーチがどんなところかはこちら確認してみてください。この動画を観るだけできっと行きたくなると思います。

ただ、1年程前からコンドイビーチの近くにリゾートホテルが建設されるという話があるようです。住民の大多数が反対しているようですがどうなるのか心配です。

2012年に星野リゾートが「星のや」をオープンする際にも島の人たちはとても苦労してきました。当時、僕も実際に島の人にも話をきくことができたのですが反対派と賛成派で島が分裂してしまいそうな感じでした。どうかもうこれ以上、竹富島をかき乱さないでほしいものです。

どうせなら竹富島に泊まりませんか

前述のとおり石垣島から竹富島までは船で10分という距離で船も30分おきに出ているため竹富島には簡単にアクセスできます。

コンドイビーチ、カイジ浜、なごみの塔、西桟橋など、小さな島のメジャーな観光スポットは限られているので、竹富島に訪れる多くの人がレンタサイクルで自転車を借りてスタンプラリーのようにこの観光スポットを巡って、ほんの数時間で竹富島を離れていきます。

それはそれで楽しいとは思いますが、せっかく竹富島まで足を運ぶならぜひ竹富島に泊まってみることをオススメします。

竹富島のブーゲンビリア

昼間は多くの観光客で賑わっていますが日帰りの観光客が圧倒的に多いので、石垣島に帰る最終便が竹富島の港を離れると、島は一気に静まり返りまるで別の島かのように姿を変えます。

竹富島でゆっくりと流れる島時間を感じることができるのは、日帰りの観光客が島を離れてからだと言っても過言ではないです。

西桟橋から沈みゆく夕陽も、陽が落ちてあかりの灯った集落も、竹富島に泊まった人だけが目にすることができる特権です。

竹富島にはホテルのような宿泊施設もあるにはありますが、せっかく竹富島に泊まるのであればぜひ民宿に泊まってみてください。僕がリゾートホテル開発を快く思っていないから民宿を勧めているとかではないですよ。

具体的な民宿名は伏せますが僕は竹富島に泊まるときは二軒の民宿を交互に利用しています。民宿の良いところは、民宿を営むおじいやおばあから島の話がきけることと、おじいおばあや宿泊者たちと”ゆんたく”ができることだと思っています。

ゆんたくとは沖縄の方言で「おしゃべり」という意味があります。ご飯は民宿の食堂で宿泊者みんなが揃って食べることが多く、食事の後みんなでわいわいと話をすることを”ゆんたく”といいます。竹富島に限らず沖縄の民宿では普通にゆんたくがあります。

ゆんたくがあるかどうかや、ゆんたくの方法は民宿によって異なっていたりします。民宿の人が泡盛をサービスしてくれたり、島民がゆんたくに飛び入り参加する場合もあり、ホテルよりも島の雰囲気を身近に感じることができると思います。ゆんたくで仲良くなって今でも会う友人も何人かいます。

綺麗なホテルに泊まって豪華な食事をする旅行もいいですが、僕はこういう経験ができるのが旅の醍醐味のひとつだと思っています。

ゆんたくが終わったら夜の集落を散歩してみるのもいいです。ただし、島民の迷惑にならないよう騒いだりせず静かに歩きましょう。島の静寂に包まれているとなぜか少しセンチメンタルな気持ちになってきますが、それはそれでまた心地いいです。

朝、少し早起きして外に出るとおばあが島の道を掃いている姿が目に入ります。毎朝の掃除が竹富島の綺麗な景観を維持してくれているのです。おばあが島の道を掃除している風景を見ることができるのも島に泊まる人だけの特権のひとつです。

竹富島の水牛

今月、久しぶりに竹富島に泊まることができます。

とはいえ3泊4日の日程でうち2泊は本島なので竹富島には弾丸で1泊する感じです。たった1泊だけですが、それでも久しぶりの竹富島にワクワクしています。

竹富島

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