「ANA VISA nimocaカード」誕生!nimocaルート(ニモカルート)開通によるソラチカルートへの影響は?

ANA VISA nimocaカードが誕生
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「nimocaの街があの空へ近くなる」そんなキャッチコピーとともに新しいANAカードが誕生しました。

九州で利用されている交通系ICカード「nimoca」を運営する株式会社ニモカ(福岡県)とANAが三井住友カードをカード発行会社として「ANA VISA nimocaカード」を発行しました。さっそく様々な陸マイラーブログでも取り上げられているようです。

目次

ANA VISA nimocaカードの概要

まずはANA VISA nimocaカードの概要をみてみましょう。

デザインANA VISA nimocaカード
 カード名称ANA VISA nimocaカード(愛称:ANA nimoca)
 年会費初年度:無料
次年度以降:2,000円(税抜)、家族会員1,000円(税抜)
 ボーナスマイル入会、継続で1,000ANAマイル
nimocaポイントとANAマイル相互交換・ANAマイル→nimoca
10,000ANAマイル→10,000nimoca
・nimoca→ANAマイル
10nimocaポイント→7ANAマイル(0.7倍)(交換上限なし・移行手数料無料
 付帯保険・海外旅行傷害保険 最高1,000 万円
・国内航空傷害保険 最高1,000 万円

基本的なスペックは他のANAの交通系提携カードと同じような感じです。券面のデザインは個人的にブルーがANA一般カードよりも爽やかな感じで好きです。

初年度の年会費は無料で次年度以降は2,000円+税がかかりますが、「マイ・ペイすリボ」に登録すれば年会費を下げることができるものと思われます。

nimocaポイントはソラチカルートに続く70%という交換レートでANAマイルに交換可能

ANA VISA nimocaカードで貯めたnimocaポイントはANAマイルとの相互交換ができますが、nimocaポイントからANAマイルへは10nimocaポイントを7ANAマイルに交換することができます。ソラチカルートの90%には及びませんが70%という高い交換レートでANAマイルに交換することができます。

ANAマイルとnimocaポイントの相互交換レート

そしてソラチカカードからANAマイルへの交換は月に20,000ポイントまでという上限がありましたが、ANA VISA nimocaカードにはANAマイルへの交換上限がないのです。

nimocaポイントにポイント移行できるポイントサイトとしてGポイント、PeX、ネットマイルなどがあります。
nimocaポイントに移行できるポイント

このうち、PeXへはハピタスちょびリッチポイントタウンゲットマネーモッピーといった有名どころのポイントサイトから交換できるため、各ポイントサイト→PeX→nimoca→ANAマイルといった「nimocaルート(ニモカルート)」なるものが成立します。

先程のとおり、このnimocaルート(ニモカルート)はANAマイルへの交換レートは70%とソラチカルートには劣るものの上限なくポイントをANAマイルに交換することができます。

しかし驚くべきことにnimocaのポイント交換方法が実にアナログでポイント交換機を使わなければANAマイルに交換することができません。しかもポイント交換機設置場所が九州(福岡、大分、熊本、宮崎)と北海道(函館)にしかありません。九州在住者にとっては嬉しいカードですが、都内に住む僕にとってはANAマイルを使ってANAマイルを貯めに行くハメになりそうです。

ただ、nimocaルート(ニモカルート)が開通することによって、将来ソラチカルートが改悪された場合の代替ルートが増えたことになります。また、ソラチカルートでは回りきらないほどのポイントをポイントサイトに貯めている方はソラチカルートを回しつつnimocaルート(ニモカルート)も平行運用させるという選択肢もできます。

ややこしいけれど最大32,000ANAマイルがもらえる入会キャンペーン

ANA VISA monicaカードで32000ANAマイルもらえるキャンペーン

ANA VISA nimocaカードの新規入会キャンペーンとして、三井住友カード、ANA、そしてnimocaのそれぞれがキャンペーンを実施しており、全てあわせると最大32,000ANAマイル+1,000nimocaポイントになります。

以下の特典2〜4が三井住友カード主催、特典5〜7がANA主催、特典8〜9がnimoca主催となっています。

特典1:入会で1,000ANAマイル

ANA VISA nimocaカードに新規入会することによってボーナスマイル1,000ANAマイルもらえます。

特典2:ANAカードリボ払いで最大15,000ANAマイル

ANA VISA nimocaカードへ新規入会して「マイ・ペイすリボ」に登録の上で、利用期間内にリボ払いで合計10万円(含む消費税等)以上利用すると、金額に応じて以下のとおりANAマイル相当のポイントがもらえます。

  • 利用金額合計10万円以上:最大5,000ANAマイル相当
  • 利用金額合計50万円以上:最大10,000ANAマイル相当
  • 利用金額合計100万円以上:最大15,000ANAマイル相当

キャンペーンにはエントリーが必要になります。また、10マイルコースで移行した場合にもらえるANAマイル相当になります。

特典3:ANA家族カードを発行して最大4,000ANAマイル

ANA家族カードへ新規入会の上、利用期間内に対象のANA家族カードを合計3万円(含む消費税等)以上利用すると最大4,000ANAマイル相当のポイントがもらえます。

こちらも特典2と同様にエントリーが必要となり、4,000ANAマイルもらうには10マイルコースでポイントを移行した場合になります。

特典4:ANA銀聯カードへの入会で最大6,000ANAマイル

期間中「ANA銀聯カード」へ新規入会の上、利用期間内に「ANA銀聯カード」を合計5万円(含む消費税等)以上利用すると最大6,000ANAマイル相当のポイントがもらえます。

こちらも特典2及び特典3と同様にエントリーが必要で、6,000ANAマイルもらうには10マイルコースでの移行が必要となります。

さらにANA銀聯カードでも新規入会キャンペーンが実施されていて、最大9,000ANAマイルがもらえるためANA銀聯カードに入会した場合はこちらのキャンペーンも併せて参加すれば32,000ANAマイル+9,000ANAマイルで41,000ANAマイルもらえることになります。

特典5:ANA VISA nimocaカード新規入会とキャンペーン参加で1,000ANAマイル

期間中にANA VISA nimocaカードへ新規入会の上、キャンペーン参加登録をすると1,000ANAマイルもらえます。

特典1と異なりキャンペーンへの参加登録が必要となっています。

特典6:ANA便への搭乗で最大2,000ANAマイル

期間中にANA VISA nimocaカードへ新規入会の上、ANAグループのマイル積算対象運賃で、国内線及び国際線に搭乗すると最大2,000ANAマイルもらえます。

国内線だと500ANAマイル、国際線だと1,500ANAマイルもらえ、国内線と国際線ではそれぞれでマイル加算されますが、複数回の搭乗は1回しかカウントされません。

また、マイル積算対象運賃での搭乗が必要なので特典航空券での搭乗は対象となりません。

特典7:ANAカードマイルプラス加盟店での利用で最大3,000ANAマイル

期間中にANAカードへ新規入会の上、ANAカードマイルプラス提携店舗でANA VISA nimocaカードを合計10,000円以上50,000円未満(含む消費税等)利用すると500ANAマイルもらえます。

また、ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードを合計50,000円(含む消費税等)以上利用すると3,000ANAマイルもらえます。

セブンイレブン、マツモトキヨシ、ENEOS、イトーヨーカドー、ANA機内販売、西鉄ホテルズ、京急EXイン、三井ガーデン・モントレー、ニッポンレンタカー、ヤマダ電機LABI、紳士服のコナカ、紳士服のフクダ、はるやま、大丸・松坂屋、阪急百貨店、阪急メンズ、阪神百貨店、髙島屋、ダイソンが対象店舗になります。

特典8:入会で500nimocaポイント

ANA VISA nimocaカードへの新規入会でnimocaから500ポイントもらえます。

特典9:オートチャージ・クイックチャージで500nimocaポイント

ANA VISA nimocaカードで、期間中オートチャージ・クイックチャージを利用すると500nimocaポイントもらえます。

全ての特典を合わせると32,000ANAマイル+1,000nimocaポイントになるのですが、ちょっと特典が多く複雑なので覚えきれませんね。

ANA VISA nimocaカードは今すぐ発行するべきか

ソラチカルートの代替ルートになる可能性も高く、最大32,000ANAマイルがもらえるキャンペーンも実施されているANA VISA nimocaカードですが、果たして今すぐ発行するべきかというと、これからポイントサイトなどにも登場するかもしれませんので、もう少し様子見でいいのかもしれません。

2018年3月31日までに申し込めば初年度年会費は無料になりますし、上記のキャンペーンも来年4月もしくは5月までに発行すれば対象となります。そのためポイントサイトを眺めながら遅くとも来年3月31日までには発行するスタンスが一番得する可能性があります。

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