JCBが誇る最高峰のクレジットカード『JCB THE CLASS』(JCBザ・クラス)を取得したのですが、改めてJCB THE CLASSを取得するまでを振り返るとともに、なぜJCB THE CLASSを取得できたのかを考えてみました。
ちなみにJCB THE CLASSは”突撃”と呼ばれる方法で取得しました。JCB THE CLASSに突撃して取得した際の記事はこちらです。
JCB THE CLASS(JCBザ・クラス)取得を考えた時期
もう随分と前の話になりますが月1回のペースでディズニーに遊びに行っていた時期がありました。その際にディズニーランドに存在する秘密の会員専用レストラン『クラブ33』に入ることができるクレジットカードというものが存在することを知りました。
しかし、当時はクレジットカードにまったく興味が無かったため、『クラブ33』入れるクレジットカードがどこのカードなのか特に気にかけることはありませんでした。そのため『クラブ33』に入ることができるクレジットカードが実はJCB THE CLASSだと知ったのはつい最近のことでした。
秘密の会員専用レストラン『クラブ33』に入れるクレジットカードがJCB THE CLASSだということを知り、JCB THE CLASSに興味を持ちはじめました。JCB THE CLASSのことをネットで調べてみると招待制(インビテーション)のため自分から申し込むことができないということがわかりました。
しかし、JCB THE CLASSのことを諦めきれずにもう少し調べてみるとインビテーション制ではあるものの、JCB THE CLASSの申込書を自らJCBに連絡して送ってもらう、いわゆる「突撃」という行為によって取得している人も少なからずいるということを知りました。
僕はハピタスをはじめとするポイントサイトでクレジットカードを発行するなどしてANAのマイルを貯めていますが、今持っているカードを整理するためしばらくハピタスでクレジットカード案件に手を出すようなことはしないと決めていたので、別にJCB THE CLASSの審査に落ちても悪影響は無いと判断してJCB THE CLASSに突撃してみることを決めたのでした。
ちなみにポイントサイトを利用してマイルを貯める方法はこの記事に書いてあります。
JCB THE CLASSの存在を知りJCB THE CLASSに興味を持ってから突撃するまで僅か数週間でした。
JCB THE CLASS(JCBザ・クラス)の突撃結果
JCB THE CLASSに突撃することを決めてすぐさまJCBゴールドデスクに電話で問い合わせてみました。属性によっては電話の段階で断わられる人もいるようですが僕はすんなりと送ってもらうことができました。
その際、QUICPay搭載型を希望するかどうかを尋ねられたのと、申込書を受領しても審査があるため必ずしもJCB THE CLASSを取得できるわけではないと言われたことは記憶しています。
JCBゴールドデスクに電話をしてから2〜3日するとJCB THE CLASSの申込書が送られてきました。
JCB THE CLASSに突撃した人のブログを読むと、収入証明、銀行の残高証明、会社の名刺や手紙まで同封する人もいるようですが面倒くさがりの僕は何ひとつ入れることなく、JCB THE CLASSの申込書が送られてきた翌朝の出勤ついでに投函しました。
投函後すぐにJCBから薄っぺらい1枚のハガキが送られてきました。
JCB THE CLASSの審査を速攻で落とされたのかと思い少し悲しくなりましたが、ハガキの内容を確認してみると運転免許証のコピーが同封されていなかったため審査を進めることができないとのことでした。何ひとつ入れることなくJCB THE CLASSの申込書を送ってはダメでした。相変わらずどんくさい自分に嫌気がさします。
JCB THE CLASS(JCBザ・クラス)の審査待ち
JCB THE CLASSの審査に通過すると当然のことながらJCB THE CLASSのカードが送られてくるわけですが、実はJCB THE CLASSはクレジットカードが送られて来る前に審査に通過したことを確認することができます。
JCB THE CLASSの審査に通過すると、JCBのWEBサイト『MyJCB』にログインして利用枠を確認するとエラーが発生します。さらにその日の夜になるとログインできなくなります。こうなると審査通過で、結果が通知されるのはその後になるため事前に審査通過を知ることができるというわけです。
そのため僕もJCB THE CLASSの申込書をJCBに送付してから毎日のようにMyJCBにアクセスしましたが、いつまでたってもエラーが発生することはありませんでした。
さすがに落ちたかなと思ったところにJCBからJCB THE CLASSのカードが送られてきました。
よくよく考えてみると僕が持っているJCBのクレジットカードは『ANA JCBワイドゴールドカード』と『ソラチカカード』だけで、『JCBゴールド』や『JCBゴールド ザ・プレミア』といったJCBオリジナルシリーズのクレジットカードを持っていませんでした。
従ってオリジナルシリーズからの切り替えではなく、JCB THE CLASSの新規申し込みという扱いになり、MyJCBのIDも新たに発行されることになります。
僕が毎日のように確認していたMyJCBはANA JCB ワイドゴールドカードとソラチカカードのIDだったのでJCB THE CLASSの審査に通過しても当然エラーが発生することはなかったのです。
JCB THE CLASS(JCBザ・クラス)の申込基準と僕のスペック
JCB THE CLASSはインビテーション制になる以前は新規申込も受け付けていたのですが、そのときの申込基準は以下のようなものでした。なかなか普通の人では満たすことのできない基準ですね。
- 年齢40歳以上
- 自家所有で年収1,500万円以上
- 資本金5,000万円以上の企業に10年以上継続勤務の役員・管理職(自営の人は営業年数10年以上の経営者)
少し恥ずかしいですが僕のスペックを載せることにします。悲しいことに僕の属性はJCB THE CLASSの申込基準にほとんど合致していません。
- 四捨五入すると年齢は満たす
- 年収は1,000万円前後
- 賃貸マンション
- 東証一部の企業からベンチャー企業の管理職に転職したばかり
- JCBのプロパーカードを保有していない
- ここ2〜3年は年間決済額100万円前後
これでJCB THE CLASSの審査を通過できたなんて自分でも驚きです。
なぜJCB THE CLASS(JCBザ・クラス)の審査を通過できたのか
ではなぜ僕がJCB THE CLASSの審査を通過することができたのでしょうか。
JCB THE CLASSでは年齢や年収といったスペックが重要であることは間違いありません。しかし、20代や年収500万円の人がJCB THE CLASSの審査を通過したという報告もあり、スペックよりもクレジットカードの利用実績や延滞記録が無いことが重要視されているようです。
僕は支払い遅延はしたことありませんが、利用実績は年間決済額で100万円ほどと決して多いわけではありません。ただ、直近の利用実績が100万円以上あれば大丈夫との情報もありますので僕はボーダーライン上にいたのかもしれません。
もしくは、公共料金の支払いを全て『ANA JCB ワイドゴールドカード』に集約させていたので少しはJCB愛が通じたのかもしれません。もしそうだとすると、SFC修行中に『ANA VISA ワイドゴールドカード』を作ってメインのクレジットカードにしていたのですが、公共料金の支払いをJCBからVISAに切替えることを面倒くさがったことが功を奏したのかもしれません。
JCB THE CLASSを取得できた理由というタイトルにしておきながら申し訳ないですが、JCB THE CLASSを取得できた理由ははっきりとはわかりません。
ただ、JCB THE CLASSは昔の申込基準ほどハードルが高いわけでもなく取得しやすくなっているのは確かですので、JCB THE CLASSに興味がある人は何年もJCBでクレジットヒストリーを磨いてインビテーションを待ったりせずに突撃してみても良いと思います。
2017年後半あたりからJCB THE CLASSへの突撃はできなくなっています。JCBに問い合わせをしても残念ながら断られるそうです。
追記:2019年12月にJCB THE CLASSを解約してしまいました。