4回目となるSFC修行では悲劇に見舞われてしまいました。SFC修行も4回目となり気が緩んでいたのかもしれません。
那覇から羽田に帰ろうとした際の悲劇
4回目のSFC修行も前回と同様に日帰りで沖縄まで行ってきました。午前中の便で羽田空港を出発して昼過ぎに那覇空港に到着。そして夕方には羽田に戻ってくるという行程でした。
往路はプレミアム旅割28、復路はプレミアム株主優待割引で予約しておりどちらもプレミアムクラスです。行きは何事もなく那覇空港に到着しました。沖縄での滞在時間が3時間も無かったので、今回は那覇空港から出るのをやめて空港内で時間を潰すことにしました。
空港内のよく行くお店でフーチャンプルーを食べた後、お土産屋をみたりぶらぶらして時間を潰しましたがやることもなくなったので早めにANAラウンジに入ってくつろぐことにしました。もともとANAラウンジに居座るつもりで今回はMacbookも持参していたので。
しかし、保安検査場でバーコードをかざすとなぜかエラーではじまれてしまいました。そしてバーコードをかざした機械には「お手続きはカウンターで承ります」と見慣れないメッセージが表示されました。
一瞬訳が分かりませんでしたが冷静に考えてみるとなぜエラーとなったのか察しがつきました。
株主優待番号を登録した記憶がありません。急いでANAのサイトを開いて予約内容を確認してみたところ、やはり株主優待番号入力欄には何も入力されていませんでした。株主優待割引で予約した場合はフライトまでに株主優待番号案内書に印字されている株主優待番号とパスワードをあらかじめ予約画面から入力しておく必要があるのですが、今回はその登録をすっかり忘れていました。
もしかしたらANAのサイトにバグがあって使用済みの株主優待番号でも登録できるんじゃないか。財布の中に前回のフライトで使ったANA株主優待券(株主優待番号案内書)が入っていたので試しにこの番号を入力してみます。しかし、当然使用済みのためエラーとなって使えません。
ANAカウンターで相談
保安検査場でエラーとなった時点で出発1時間前でした。さすがにやばいと思い慌ててANAカウンターに向かい相談しました。
ANA株主優待券が手元に無いため新たに正規運賃で購入しなければならず、予約しているプレミアム株主優待割引(30,190円)との差額を支払う必要があると言われました。プレミアムクラスを利用する場合はプレミアム運賃(55,090円)との差額、普通席を利用する場合でも普通運賃(46,090円)との差額となります。プレミアムクラスを捨てて普通席で帰るとしても16,000円ほどの差額を支払う必要があります。
しかし僕が乗る便は満席のため、もともと予約していたプレミアムクラスを新たにプレミアム運賃で購入しなおすしかないとのことで、24,900円を追加で支払うことになってしまいました。
仮にもっと遅い便に変更できたら、その間に近くの金券ショップを探してANA株主優待券を購入すれば株主優待券5,000円+タクシー代で合計しても1万円以内の追加支出でどうにかできるのではと考え、スタッフに当日便に空きが無いか確認してもらいました。しかし、そこはさすがに春休みということもあってか、日曜日午後の沖縄から羽田に戻る便に空きはありませんでした。
いったんカウンターを離れスマホとにらめっこします。
空港から近い金券ショップを探してみると国際通りに大黒屋がありました。場所もわかるし大黒屋に行こうかと思いましたが今日は休業日とのこと。近くで他の金券ショップもみつかりましたが場所がよくわからないし、そもそも既に微妙な時間になっていました。
金券ショップに行ってもANA株主優待券が売っていないかもしれないし、タクシーで行って渋滞にはまったら間に合わない。間に合わなければその日は羽田に戻れなくなるので、そのリスクを回避して泣く泣く24,900円を追加で払って帰ることにしました。
今思うとJALやLCCでも空きが無いか確認してみればよかったのかも知れませんが、SFC修行僧の悲しい性なのでしょうか、ANA以外で東京に戻るという発想がありませんでした。
※とある修行僧様から以下のコメントを頂きました。那覇空港内で株主優待券を購入できるようです。
那覇空港の1階に株優を取り扱っている店があります。店先の貼紙しか見てないので在庫がどの程度あるのか不明ですが。ちなみに6000円です。緊急時には助かるかもですね。もしかしたらどなたかが既にコメントされているかもしれませんがその際はご了承ください。
なぜ株主優待番号を登録していなかったのか
前述のとおり、株主優待割引で予約した場合は事前にANAのウェブサイトから株主優待番号を登録することができます。プレミアム株主優待割引での搭乗は今回が3度目だったので当然のことながら登録方法も知っていました。それなのになぜ株主優待番号を登録していなかったかというと、理由はふたつです。
ひとつめの理由は、慣れによる慢心です。SFC修行にも慣れてきて色々と確認を怠るようになってしまっていました。SFC修行も4度目となって月に数回は飛行機に乗るようになり、惰性で行動するようになっていました。フライトの予約後はiPhoneのWalletに追加しておくだけで予約内容の確認をしなくなっていました。だから前回も帰りの便の時間を間違えたりしたんですよね。
そしてもうひとつの理由は、手持ちのANA株主優待券がSFC修行で使い切れずに余ったらヤフオクで売ろうと考えていたのでスクラッチを削らずに取っておこうとしていたことです。そのため、プレミアム株主優待割引で複数フライトを予約してもフライト直前になるまで株主優待番号を登録しないようにしていました。
今回はふたつの理由によってANAのサイトで株主優待番号を登録しないまま放置しておき、さらに直前の確認も怠っていたため株主優待番号を登録していないことにも気づかないという事態になってしまいました。
これからは気を引き締めて確認を怠らないように気をつけます。
SFC修行のPP単価
今回のSFC修行は本来であれば羽田ー那覇のプレミアムポイント(PP)単価が8.3円、那覇ー羽田が10.6円、往復でのPP単価は9.4円となるところでした。
発 | 着 | 搭乗クラス | 金額 | PP | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
羽田 | 那覇 | P旅割28 | 23,790円 | 2,860 | 8.3 |
那覇 | 羽田 | P株主優待 | 30,190円 | 2,860 | 10.6 |
しかし、株主優待券の登録を忘れ復路はプレミアム運賃(正規運賃)でのフライトとなりPP単価は16.4円となり、往復ではPP単価12.7円と散々なものとなってしまいました。
発 | 着 | 搭乗クラス | 金額 | PP | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
羽田 | 那覇 | P旅割28 | 23,790円 | 2,860 | 8.3 |
那覇 | 羽田 | プレミアム運賃 | 55,090円 | 3,352 | 16.4 |