台湾の代表的なかけご飯といえば魯肉飯です。
台湾で魯肉飯を食べることができるお店は至るところにありますが、その中でも美味しいと有名なお店のひとつ『金峰魯肉飯』(ジンフォンルーロウファン・Jinfeng-luroufan)に行ってきました。
僕はアジア系の食べ物があまり得意ではないので台湾でも極力和食か洋食の店に入っていたのですが、せっかく海外にいるのにもったいないと思い徐々に現地の食べ物も口にするようにしています。
そんな僕でも美味しいと断言できるお店なので行ったことがない人はぜひ一度行って魯肉飯を食べてみてください。
金峰魯肉飯(ジンフォンルーロウファン・Jinfeng-luroufan)
『金峰魯肉飯』はその名のとおり魯肉飯(ルーロウファン)で有名なお店です。魯肉飯とは一言で言うならば豚バラ肉の煮込みをご飯にかけた食べ物です。
滷肉飯、魯肉飯、またルーローファンは、台湾の代表的なかけご飯。本来バラ肉など脂身を多く含んだ豚肉を台湾醤油、米酒 (米で作られた酒)、砂糖、油葱酥 (揚げた赤ねぎ) で作った甘辛い煮汁で煮込み、煮汁ごと白米の上に掛けた丼物である。器は丼より小ぶりな茶碗で供される。これは日本の牛丼や親子丼のような単品で食べる丼物ではなく、他の料理と共に食べることが前提の料理だからである。台湾では庶民から親しまれてほとんどの定食屋、食堂で見ることができる料理である。
台湾で有名な魯肉飯のお店がいくつかありますが、『金峰魯肉飯』はそのうちのひとつです。
金峰魯肉飯の基本情報
金峰魯肉飯の基本情報は以下のとおりです。
店名 | 金峰魯肉飯 |
---|---|
住所 | 100台北市中正區羅斯福路一段10號 |
電話番号 | +886 2 2396 0808 |
営業時間 | 午前8時00分 〜 午前1時00分 |
早朝から夜中まで営業しているので飲んだ後ついつい夜遅くに寄ってしまいそうです。
金峰魯肉飯へのアクセス
『金峰魯肉飯』は台北の地下鉄MRTの淡水信義線または松山新店線「中正記念堂」駅の2番出口を出て徒歩1〜2分の場所にありますので、中正記念堂への観光前後に寄ることができます。
「中正記念堂」駅の2番出口を出てすぐ正面に看板が見えているので直進すれば『金峰魯肉飯』に到着します。
営業停止処分を受けたこともある金峰魯肉飯
魯肉飯で有名な『金峰魯肉飯』ですが、2015年9月14日~9月23日まで10日間の営業停止処分を受けています。
料理店で営業停止処分ときくと不衛生な状態で経営して食中毒が起きたのかと思いがちですが、なんと営業停止となった理由は食中毒などではなく脱税の疑いです。
台湾では国が管理する發票(レシート)があるのですが『金峰魯肉飯』はそれを使わずに営業していたのだそうです。レシートを発行しないことによって売上を過少申告していたのでしょう。
営業停止となる前から国税局による注意を受けていたようですが改善されなかったため営業停止処分となったようです。
魯肉飯を食べるため『金峰魯肉飯』に行ってきた
さて、そんな『金峰魯肉飯』で魯肉飯を食べるべく午前11時頃に向かいました。お昼前にもかかわらず店の前にはすでに行列ができていました。
行列ができていましたが客の回転も比較的速く10分ほど並んでようやく店内に案内されました。
店内は混雑しているため相席です。『金峰魯肉飯』は日本人にも有名なので日本人の客も何名かいて、相席となったテーブルにいたのも日本人でした。
『金峰魯肉飯』での注文方法は、テーブルにはメニューが置いてあるので注文したい料理に数量を書いて店員さんに渡すだけです。
テーブルにあるメニューは文字しか書いていないのでどんな食べ物かわからない場合は店員さんに言えば写真入りの日本語メニューも貰えます。
メニューを店員さんに渡して5分ほどで魯肉飯が運ばれてきました。ついに魯肉飯とご対面です。
「魯肉飯(大)」で50NT$、日本円にして180円ほどととても安いです。
食べてみると『金峰魯肉飯』の魯肉飯はとても風味豊かで日本人が好みそうな味付けでした。もうひとつ頼んで魯肉飯をおかずに魯肉飯を食べようかと思うくらい癖になる味でした。
魯肉飯の他には肉焿麺(60NT$)と排骨酥(60NT$)を頼みましたが全部で600円ほどとコスパの良さに驚かされます。
魯肉飯の味に大満足して店を出るとさらに行列が伸びていました。昼飯時とかぶらなくて良かったです。ちなみに手前はテイクアウトの行列です。
台北に行く際にはぜひ『金峰魯肉飯』に立ち寄ってみてください。安くて美味しいのできっと満足してもらえると思います。
ちなみに、会計時に發票(レシート)は貰えませんでした。また営業停止なんてことにならなければいいのですが。
台湾に行くなら入国カードのオンライン申請が便利
『金峰魯肉飯』に行くか行かないかは別として、台湾を訪れるのであれば入国カードのオンライン申請が便利なのでおすすめします。日本にいる間にあらかじめネットから申請しておけば飛行機の中で入国カードを書く手間が省くことができます。
具体的な申請方法はこちらの記事で詳しく説明してありますので参考にしてください。
また、年に3回以上台湾を訪れる人は「常客証」があれば入出国審査で並ぶ必要がなくなります。
日本でプリペイドSIMを購入すれば台湾についてすぐネット接続可能
SIMフリーのスマホを使っている人は台湾に行く前に日本でプリペイドSIMを購入しておくと、台湾についてすぐにスマホをネットに接続することができます。
僕は台湾に行くときは必ず日本でプリペイドSIMを購入していますがかなり快適に使うことができますよ。