ANAビジネスクラスで魅惑の国モロッコへ

ANA ビジネスクラス モロッコ
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日本から10,000km以上離れたアフリカの地に、僕がずっと行きたいと思っていた国があります。それがモロッコです。

アフリカ大陸にあるその国は可愛らしい雑貨やインテリアで女性の心までもぐっと掴み、一人旅で訪れる女性もすごく多い国です。

目次

旅人憧れの地であるモロッコへ

昨年、SFC修行を終えてから貯めたANAマイルで特典航空券を発券してビジネスクラスで行ってきた国がモロッコです。

実はモロッコに行ったことを記事にするつもりは全くありませんでした。しかし、陸マイラーであるバニーさんがモロッコのことを話題にされており、これからモロッコに行かれるとのことなので何かの役に立てばとモロッコのことを記事にしておこうと考えました。

日本⇄モロッコのフライト行程

上でも触れたとおりモロッコへはANAマイルを使って特典航空券を発券して往復ともビジネスクラスを利用しました。具体的な行程は以下のとおりです。

便名
往路NH963東京(羽田)中国(北京)
TK021中国(北京)トルコ(イスタンブール)
TK617トルコ(イスタンブール)モロッコ(カサブランカ)
復路TK618モロッコ(カサブランカ)トルコ(イスタンブール)
TK052トルコ(イスタンブール)東京(成田)

往路では北京でトランジットしています。本当は中国には寄りたくなかったのですが全行程をビジネスクラスにするにはこの行程しか空きが無かったためと記憶しています。

最初の北京行きこそANAでしたが残りのフライトは復路も含めて全てターキッシュエアラインでした。

最初はスペインやフランスからモロッコに入国することを考えていたのですが、イスタンブールのアタテュルク国際空港のターキッシュビジネスラウンジが凄いときいていたのと、ターキッシュエアラインのビジネスクラスにはシェフが乗っていて料理の評判も良いようなのでターキッシュエアラインでトルコに行くことを選びました。

必要なマイル数は95,000ANAマイルでした。同じ便を全てビジネスクラスで予約しようとすると100万円近く必要でした。そんな大金を払ってまでビジネスクラスを利用するのは僕の財力では到底不可能なのですが、陸マイラーとして貯めたマイルを使えばそれも可能になります。

陸マイラーとして飛行機に乗ることがいかにお得なのか初めて実感したときでもありました。具体的なマイルの貯め方については別の記事に書いていますので、マイルを使ってお得にビジネスクラスやファーストクラスで旅行をすることに興味のある方はぜひ読んでみてください。

モロッコでの移動ルート

僕のモロッコでの大まかな移動ルートを説明しておきます。

カサブランカ(下図A)という大都市にある空港に到着後、その日のうちにマラケシュ(下図E)へと向かいました。マラケシュ滞在中にエッサウィラ(下図D)という港町を日帰りで訪れました。

マラケシュに3泊した後は12時間バスに揺られてメルズーガ(下図F)という砂漠の街へと向かいました。目的はサハラ砂漠です。サハラ砂漠で見た夕陽と星空と朝日は言葉にならないほど感動的でした。

サハラ砂漠の後は、夜行バスに乗ってフェス(下図G)へと向かい、そのままフェスでバスを乗り継ぎシェフシャウエン(下図H)へと向かいました。日本ではシェフシャウエンよりも単にシャウエンという呼び方が一般的で、「青の街」として有名な街です。

シャウエンについてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

そして最後にもう一度マラケシュに戻って1泊してからモロッコを後にしました。

モロッコでの移動

モロッコでは移動が大変

日本からモロッコまで、モロッコから日本までと飛行機の移動はビジネスクラスで非常に快適だったのですが、その反面、モロッコ国内での移動はとても大変でした。

というのもモロッコでの移動手段は基本的にはバスがメインとなるのですが、マラケシュ、フェス、メルズーガ、シェフシャウエンなどモロッコで有名な都市はそれぞれが地理的に離れておりバスでの長距離移動を強いられるためです。

僕はモロッコに10日間ほど滞在しましたがそのうちの3日間分くらいの時間を移動に費やしたのではないでしょうか。

わざわざモロッコまで行くとなると色々な場所に行ってみたいという気持ちになりますが、仮に1週間未満の短期スケジュールで行くのであれば地域を絞って行くことをお勧めします。

僕が旅に持って行くカメラ

まったくの余談ですが僕は旅行のときはフィルムカメラを持って行くことにしています。愛用しているカメラはハッセルブラッドというスウェーデンのカメラメーカーによって作られた40年以上前のカメラです。たまにLeica M4という福山雅治さんも使っているカメラを持っていくときもありますが、どのカメラを持って行くかはその国のイメージやその時の気分で決めています。

ハッセルブラッドはファインダーを覗いてシャッターを切るのではなく、ウェストあたりでカメラを構えて上から覗き込んでシャッターを切ります。

中判カメラなのでブローニーフィルムというフィルムを装填して撮るのですがフィルム1本につき12枚しか撮ることができません。しかもフィルム1本が1,000円ほどするので現像代も含めると1枚撮るのに200円ほどかかるとてもコストパフォーマンスの悪いカメラです。

ハッセルブラッド

旅行にはハッセルブラッド以外に、キヤノンの5DMarkⅢ(5DMK3)というハイアマチュア向けのデジタル一眼レフも持って行くのですが、5DMK3はいつもサブカメラとしてしか使っていません。

今回も5DMK3はサハラ砂漠で星空を撮るためだけに持って行きました。サハラ砂漠以外で5DMK3を使って撮影したのはたった1枚だけで、それがこの記事の最初に貼ってある写真です。

5DMK3だとデジタルなので画質も綺麗だし枚数を気にしながら撮影する必要もありません。そしてフィルムカメラと違って撮った写真をその場ですぐに確認することができます。5DMK3を持って旅しているのであればどう考えてもハッセルブラッドより5DMK3をメインに使うべきなのですが、なかなかそんな気持ちになりません。

その理由は単純にハッセルブラッドで撮る方が楽しいからです。

ハッセルブラッドで撮影しようとすると、まず露出計で露出を合わせて、ピントもマニュアルで合わせて一枚一枚丁寧にシャッターを切る必要があります。もちろん撮った写真は日本に帰って現像するまで見ることができません。

その所作が楽しすぎるのでどれだけ不便でも普段からメインカメラとして使っていますし、旅先でもメインで使うことにしています。

モロッコを訪れる際に注意しておくべきこと

最後にモロッコに行く際に注意しておくべきことを挙げておきます。

VPNの準備をしておこう

昨年あたりからモロッコでは電話会社がSkypeやLINEなどの無料通話の使用を規制しています。そのためLINEはメッセージの送受信はできますが無料通話はできなくなっています。

それを知らずに行ってしまうといざ日本にいる家族や友人とLINEで話そうとしてもまったく通じないことになります。

そうならないように日本にいるうちにVPNの準備をしておきましょう。無料のVPNアプリもありますがモロッコではよく途切れるようです。そこで僕が事前に契約したVPNサービスがインターリンクという企業が提供している「セカイVPN」です。

セカイVPNは月額1,080円なのですが最大2ヶ月間無料体験が可能なため出発前に日本で契約しておきモロッコから戻ってきたら解約しました。モロッコでも問題なく使えましたし、北京でのトランジットの際も快適に使えました。

できればLINE Outも準備しておきたい

VPNを使えばLINEでの無料通話も可能となりますが、それは相手もLINEを使っている場合に限られます。

旅先でトラブルに遭い日本に電話しなければいけなくなったときモロッコは国際電話だと結構な出費になってしまいます。

そこで万一の場合に備えてLINE Outも使える状態にしておいた方がいいでしょう。 050plusなどよりも事前の手続きが楽です。

僕はモロッコで所持金も無くなりカードキャッシングもできない状況になってしまったのですが、現地でLINE Outのアプリをダウンロードしてチャージして使うことで助かりました。

カフェやホテルなどWi-Fiが飛んでいるエリアも多いですが、現地のプリペイドSIMを購入して常時ネット環境に繋げられる状況でもないのであれば念のため日本でチャージもしておいた方がいいかもしれません。

モロッコについては以下の記事に詳しく書いていますのでぜひご覧ください。

ANA ビジネスクラス モロッコ

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