成田空港で国際線ANAラウンジを満喫してから、目的地であるベトナムのダナンへと向かうためまずはNH833便ビジネスクラスでホーチミンシティへと飛び立ちました。
NH833 B767-300(202席)のビジネスクラス
成田からホーチミンシティに飛んでいるB767-300(202席)ですがこの機材にはビジネスクラスが35席あり、僕もビジネスクラスに乗ってホーチミンシティまで行きました。
もちろん陸マイラー活動によって貯めたANAマイルを使って特典航空券で予約したものです。特典航空券で海外に行くのはモロッコ以来なので半年以上経ってることになります。毎週のように海外を飛び回っている他の陸マイラーさんのような身分になりたいものです。
さて、ゴールデンウィークなのでさすがに混雑しているだろうと思い搭乗ゲートに向かいましたが特に目立った混雑もなく拍子抜けしてしまいました。
間も無く搭乗開始を迎えて皆が列を作り始めたので僕もビジネスクラスレーンへと向かったところ、ビジネスクラスレーンには誰もいませんでした。結局そのまま搭乗手続きが開始されたのですがダイヤモンドメンバーもいなかったため僕が1番に搭乗できることになりました。
1番に乗れたからといって特になにか良いことがあるわけでもなく、むしろ機内で1番長く待つことになるのですが、まぁ何にしろ1番というのは気持ちがいいものです。
乗り込んでしばらくするとCAさんがご挨拶にきてくれますが、「今日はゴールデンウィークだというのにビジネスクラスはガラガラなんです。」と苦笑いしながらおっしゃっていました。
結局ビジネスクラスには僕を含めて7〜8名しかおらず、僕の前後左右の席は全て空いておりゴールデンウィークだというのに少し寂しいフライトとなりました。
ゴールデンウィーク2日目でしかも現地到着時間が深夜になる便だから空いているのも仕方ないのでしょうね。
NH833 B767-300 ビジネスクラスの機内食
ウェルカムドリンクはシャンパンをもらいました。検尿カップで出されなかったのでホッとしました。お酒に詳しいわけでもないし味音痴なのですが気分を味わえればそれで満足なのです。
さすがにビジネスクラスに乗っている人が少なくてCAさんにも余裕があるのか、はたまたゴールデンウィークなのに僕が一人で飛行機に乗っていることを哀れに感じてくれたのかはわかりませんが、CAさんが事あるごとに話しかけてきてくれます。
きめ細かい丁寧なサービスをしてくれるだけでなく、他愛もない話の中にも機転の利くところが垣間見られて本当に感心しっぱなしでした。
食事の時間が近づきCAさんがオーダーを取りに来てくれました。あまり食欲は無かったのですがCAさんが大好きだという「銀ひらすのスパイシーカレー」をオススメされたのでそれをお願いしました。しかし、散々丁寧なサービスを受けておきながらも、不人気メニューを捌くために僕に押し付けようとしてるんじゃないだろうかと勘ぐってしまう僕の歪んだ心をなんとかしたいです。
アペタイザーは「牛生ハムとずわい蟹サラダをスモークサーモントラウトとともに」、メインディッシュは「銀ひらすのスパイシーカレー」、あとはバゲットとデザートでした。
「銀ひらすのスパイシーカレー」はエキセントリックな味で良かったですし、全部美味しくて満足でした。
食事のあとは「ラ・ラ・ランド」鑑賞
いつもは機内で寝てばかりなのですがたまにはビジネスクラスでの時間を大事に過ごそうと食事を済ませたら映画を観ることにしました。
ずっと観たい観たいと思いながらも観ていなかった「ラ・ラ・ランド」をチョイスしました。
しかし、エマ・ストーンが日本人の友達と似ていることが気になってなかなか内容が頭に入ってきませんでした。
それでもずっと観続けて機内が消灯しても寝落ちしてしまうことなく無事ホーチミンに到着したのでした。