夏に駆け足で訪れたブダペストとウィーンですが、ライカ(Leica)のM4を片手に街並みを撮影してきました。
今回は旅のお供にハッセルブラッドではなくLeica M4を選択
子どもができてからカメラを触る機会が極端に減ってしまいましたが、メインで使っているカメラはハッセルブラッド500C/Mという中判フィルムカメラです。しかし今回はハッセルブラッドではなくLeica M4を持っていきました。
M型ライカの完成形とも言われるLeica M4ですが、このLeica M4が販売されたのは1967年と今から50年以上も前になります。オートフォーカスはもちろんのこと露出計も付いていませんが、令和の時代に使ってもその完成度の高さを感じさせてくれるのはLeicaならではかもしれません。
今回の旅行の目的のひとつはブダペストの夜景を撮影することだったので、デジタル一眼レフカメラと交換レンズを何本か持っていきました。これだけで何不自由なく撮れるのですがやっぱりフィルムでも撮影したかったのでフィルムカメラも持っていくことにしました。
しかし、ただでさえ一眼レフカメラで荷物が重いのにハッセルブラッドまで持ち歩くのは相当な重荷。ということで泣く泣くハッセルブラッドを諦めてコンパクトで軽いLeica M4を連れて行くことにしました。
Leica M4を片手に街歩き
Leica M4を購入したのは10年ほど前になりますが、実はほとんど使っておらずLeica M4で撮った写真も全部で100枚あるかどうかという状態だったので、ちゃんと撮れるかドキドキしながらの撮影でした。
観光スポットや建造物を対象とした観光写真はデジタルで撮影して、Leica M4では好き勝手に撮ることにしました。
ブダペストの黄色いトラムはとても可愛いかったです。花の色と被っているのがちょっと残念。
ウィーンにあるホテルインペリアルの入口には様々な国旗が掲げられていました。ウィーンではここに宿泊したので宿泊記を書かなければ。
ウィーンの街をフラフラしていたら偶然Leicaショップを見つけました。たまたま通りかかった女性がいいアクセントになってくれました。
普段モノクロ写真は撮らないのですがLeicaでヨーロッパの街を撮るならクールなモノクロ写真をたくさん撮ってみたいです。
やはりフィルムカメラは楽しい
最近はフィルムカメラに触る機会がめっきり減ってしまいました。たまにハッセルブラッドを持って出かけても、子どもと一緒なので撮影に集中できずに数回シャッターを切って終わってしまいます。
今回の旅行に子どもがいなかったのはとても寂しかったのですが、その反面、何も気にすることなく撮影することができました。
デジタル一眼レフでの撮影も楽しいですが、やっぱりフィルムカメラでの撮影はもっと楽しいと実感する旅になりました。
といいつつ新しいデジタルカメラを買ってしまったのですが。