ハンガリー滞在1日目は、ブダペストの老舗高級ホテルであるブダペスト・マリオット・ホテル(Budapest Marriott Hotel)に宿泊しました。
ブダペスト・マリオット・ホテルは部屋からはドナウ河からの夜景が楽しめる素晴らしいホテルでした。
INDEX
ブダペスト・マリオット・ホテル(Budapest Marriott Hotel)の概要
ブダペスト・マリオット・ホテルは、ドナウ河の東側となるペスト地区にあります。
ブダペストの街並みの美しさは有名で、特に「ドナウの真珠」とも称される夜景は死ぬまでに一度は見ておくべき景色といっても過言ではありません。
ブダペスト・マリオット・ホテルはドナウ河畔に位置しており、364室すべての客室からドナウ河の美しい景色を望むことができます。つまりどの客室に泊まっても夜はドナウの真珠といわれる夜景を眺めながら過ごすことができる贅沢なホテルなのです。
下の写真に3つの建物が見えますが、右側にあるのがブダペスト・マリオット・ホテルで、手前の川がドナウ河です。ブダペストではドナウ河に面したホテルが人気のため、ブダペスト・マリオット・ホテルもブダペストで一、二を争う人気ホテルとなっています。ちなみに左に見えるホテルはインターコンチネンタルホテルです。

ブダペスト地下鉄の主要駅である「Deák Ferenc tér」(デアーク・フェレンツ広場)から徒歩で7〜8分とアクセスの良さも魅力的です。

「Deák Ferenc tér」は地下鉄だけでなく、空港とブダペスト市内とを結ぶエアポートシャトルバスも通っているので旅行で訪れるにはとても便利です。
リストフェレンツ国際空港⇔ブダペスト市内への移動はシャトルバス100Eがおすすめ!チケットの購入方法や注意点を解説
しかもホテルの前にはトラム2号線の駅もあります。

さらにはセーチェーニ鎖橋、聖イシュトヴァーン大聖堂、ブダ城をはじめとするブダペストの人気観光スポットに徒歩でアクセスできる絶好の位置にあります。



そんなブダペスト・マリオット・ホテルのリワードカテゴリーはカテゴリー5となっており、マリオットポイントを使えば35,000ポイント(ビークシーズンは40,000POINT、オフピークは30,000ポイント)で宿泊することができます。
- 名称:ブダペスト・マリオット・ホテル(Budapest Marriott Hotel)
- 所在地:1052ブダペストApaczai Csere Janos u. 4.ハンガリー
- 開業:1993年
- 客室数:364室
- チェックイン:16:00
- チェックアウト:11:00
- マリオットカテゴリー:カテゴリー5
ブダペスト・マリオット・ホテルにチェックイン
「Deák Ferenc tér」でシャトルバス100Eを降りて少しブダペストの街を散策してからブダペスト・マリオット・ホテルに着きました。
できてからもう20年以上経つホテルなので外観は老朽化が進んでいますが、それでも古臭さや汚さを感じることはありません。

ホテルに入りチェックインの手続きを行います。

ホテルの内部は改装されて間もないのでとても綺麗でした。

ブダペスト・マリオット・ホテルの客室タイプは以下のとおりとなっていて、今回はマリオットポイントを使って一番下のランクとなる「デラックスルーム エルジェーベト橋眺め」を予約していました。
客室タイプ | 眺め |
---|---|
デラックスルーム | エルジェーベト橋 |
デラックスビュールーム | ドナウ河とお城 |
エグゼクティブルーム 高フロア | ドナウ河 |
ジュニアスイート | ー |
コーナースタジオスイート | ー |
エグゼクティブスイート | ー |
JWマリオット・スイート | ー |
今回はアップグレードされていないと思っていたのですが、後からアプリを見るとワンランク上の「デラックスビュールーム ドナウ河とお城眺め」にアップグレードされていました。宿泊当日は満室だったようですがアップグレードしてもらえてありがたいです。
そして13時からのアーリーチェックインと16時までのアーリーチェックアウトも対応してもらうことができました。
今回もSPGアメックスの恩恵にあやかって多くの特典を受けることができました。
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デラックスビュールームはドナウ河とブダ城とセーチェーニ鎖橋が見えて最高
デラックスビュールームからはドナウ河とブダ城を眺めることができるとあってワクワクしながら部屋へと向かいました。ブダペスト・マリオット・ホテルの内部は落ち着いた雰囲気となっています。

デラックスビュールームのドアを開けて中に入ると奥がベッドルーム、左側にはクローゼットやミニバー、そして右側にはバスルームとなっています。


クローゼットやミニバーの様子です。

無料で飲めるインスタントコーヒーはありますがネスプレッソなどのコーヒーマシンは置いてありませんでした。

その下にある冷蔵庫には有料のアルコールやソフトドリンクなどがたくさん入っていました。

バスルーム
まずは部屋に入ってすぐ右側にあるバスルームの様子を紹介します。
ブダペスト・マリオット・ホテルのバスルームは広くはありません。トイレ、シングルボウルの洗面台とシャワーブースがあり浴槽は付いていませんでした。

マリオットブランドのホテルなのでアメニティはTHANNかと思いきや、ACCA KAPPA(アッカカッパ)というイタリアのブランドでした。


シャワーブースはキレイでシャワーの水圧もバッチリです。

気になった点を挙げるとすれば、たまたま忘れられたのか普段からなのかわかりませんが、ボディーローションと歯ブラシが置かれていませんでした。幸いどちらも持参していたので助かりました。
また、シャワーブースはガラス張りの個室のようになっているわけではなく、ガラスで覆われていない部分もあるので、洗面台やトイレに水がかからないか気にしながらシャワーを浴びる必要がありました。
ドナウ河の眺めを楽しめるベッドルーム
では次にベッドルームをみていきましょう。
ベッドルームに入ると部屋の中心には大きなベッドが置かれてあります。このキングサイズのベッドは、硬すぎず柔らかすぎずで快適な睡眠ができました。

最近は一人旅の機会も減り子どもと2人もしくは家族3人で宿泊することが多かったので、キングサイズのベッドに一人で寝て若干寂しくなりました。

ベッド右側にはちょっとしたスペースと電話、そしてライトのスイッチやコンセント、USBポートがあります。ちなみにコンセントはユニバーサルタイプではないため変換アダプタが必要となります。

ベッド左側も同じようにライトのスイッチやコンセントが設置されています。

デラックスビュールーム全体はこのような感じになっています。

窓側一面には大きなソファが置かれているので、ソファでくつろぎながらドナウ河を眺めることができます。

そして気になる部屋からの眺めです。カーテンを開けてみます。


ドナウ河とブダ城が目の前に見ることができました。「デラックスビュールーム ドナウ河とブダ城の眺め」という客室名に偽りはありません。

セーチェーニ鎖橋もしっかりと見ることができました。

夜になるとドナウの真珠といわれるブダペストの街は黄金に輝いていました。残念ながら写真ではあまり伝わりませんが部屋から見る夜景も素晴らしく、興奮しっぱなしでした。

ブダ城の光がドナウ河に反射し、その光が部屋へと射し込んでくるため、灯りを消していても部屋が明るく感じました。

この日はドナウの真珠を目の当たりにして気持ちが高ぶっていたのか、夜遅くまで起きていたにもかかわらす夜明け前に目が覚めてしまいました。
そして窓の外に目をやるとすっかり黄金の光は消えてしまっており、少し明るくなったブダペストの街に月が沈んでいこうとするのが見えました。夜明け前のブダペストの景色も「ドナウの真珠」に負けず劣らず幻想的で目を奪われてしまいました。

ブダペスト・マリオット・ホテルのラウンジ
ブダペスト・マリオット・ホテルにも、マリオットのプラチナエリート会員以上であれば無料で利用できるエグゼクティブラウンジがあります。
マリオットチタンエリートなのでラウンジを利用させてもらいましたが、ブダペストの景色を眺めながらの食事は最高でした。
ラウンジの様子はこちらの記事にまとめています。
ブダペスト・マリオットホテルのラウンジ訪問記!ブダペストの風景を眺めながらの食事が最高
ブダペスト・マリオット・ホテル宿泊記まとめ
ブダペスト滞在初日は老舗高級ホテルであるブダペスト・マリオット・ホテルに宿泊しました。
客室自体は他のマリオットグループのホテルと比較して豪華なわけでも特別広いというわけでもないですが、部屋から見ることができる展望は他のホテルには無いブダペスト・マリオット・ホテルだけの特典です。
ブダペスト・マリオット・ホテルはドナウ河に面していて全ての客室からドナウ河を眺めることができます。「ドナウの真珠」と称されるブダペストの美しい夜景が目当てでブダペストを訪れる人にはぜひおすすめしたいホテルです。