入国時の強制隔離やPCR検査義務など台湾の入国制限が緩和されたこともあり約4年ぶりに台湾に行ってきました。ずっと行きたくてウズウズしていた大好きな台湾にようやく行くことができました。
台湾初日はキンプトン大安ホテル(Kimpton Da An Hotel)に宿泊してきましたのでホテルの様子をレポートします。
キンプトン大安ホテルの概要
今回宿泊したキンプトン大安ホテルはIHGグループのホテルとなります。
キンプトンというホテルブランドはIHGグループのホテルブランドの中でもシックスセンシズ、リージェント、インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツなどと並ぶ『ラグジュアリー&ライフスタイルコレクション』ブランドに位置づけられています。
キンプトン大安ホテルは2019年にアジア初のキンプトンブランドホテルとして台北にオープンしました。アジア太平洋地域には今回宿泊したキンプトン大安ホテルを含めて7軒のキンプトンホテルが存在しており、日本でも2020年10月にキンプトン東京新宿がオープンしていますね。
キンプトン大安ホテルへはMRT忠孝復興駅3番出口から徒歩で約3分でアクセスできます。台北松山空港から文湖線に乗って3駅で行けるため台湾到着日や帰国前日の宿泊にも便利です。
また、台湾旅行といえば九份という人も多いかと思います。バスで九份に行く場合は忠孝復興駅近くのバス停から九份行きの「1062」番バスも出ているため九份への観光を予定している人にもおすすめです。
- 名称:キンプトン大安ホテル(金普頓大安酒店)(Kimpton Da An Hotel)
- 公式サイト:https://www.ihg.com/kimptonhotels/hotels/jp/ja/da-an-hotel-taipei/tpekm/hoteldetail
- 所在地:台北市大安区仁愛路四段27巷25号
- 電話番号:+886-2-2173-7999
- 開業:2019年3月
- 客室数:129室
- 施設:レストラン、フィットネスジム
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:12:00
キンプトン大安ホテルにチェックインでバルコニールームにアップグレード
羽田から新千歳空港を経由して台湾に入国する予定でしたが、急な日程変更で予約を取り直すこととなり幸か不幸か羽田から直接台湾に行くことになりました。その結果コロナ前によく使っていたNH851便のビジネスクラスに久しぶりに搭乗することができました。
台北松山空港には13時頃に到着し、そこから入国審査を済ませて軽く昼食をとってからキンプトン大安ホテルへと向かいました。
ホテル自体がコンパクトなのでロビーも比較的こじんまりとしています。
キンプトン大安ホテルはラグジュアリー感が溢れるホテルというより洗練されたオシャレなホテルといった感じです。
ロビーの横には小さなラウンジもありハッピーアワータイムにはここでアルコールも振る舞われます。
キンプトン大安ホテルの客室タイプ
今回はエッセンシャルルームを予約していましたがIHGのプラチナエリート会員ということでバルコニールームにアップグレードしてもらうことができました。といってもバルコニーが付くだけで部屋の構造自体はエッセンシャルルームと同じです。
客室タイプ | 広さ |
---|---|
エッセンシャルルーム | 32㎡ |
バルコニールーム | 32㎡ |
プレミアルーム | 37㎡ |
スイートルーム | 58㎡ |
また、プラチナエリート会員ということでチェックイン時にはオリジナルワインとホテル内で使える300台湾ドル分のバウチャーもいただくことができました。さらに朝食もいただけるとのことでしたが今回は利用しませんでした。
キンプトン大安ホテルのバルコニールームをご紹介
廊下も白で統一されており無機質でオシャレな感じです。
ウェットエリア
それではキンプトン大安ホテルのバルコニールームの様子をご紹介していきます。
今回宿泊することになった10階の部屋の扉を開けるといきなりウェットエリアとなっていました。ベッドルームはウェットエリアを抜けた奥にあります。
左側はトイレとバスルームになっており鏡面のドアがあります。鏡面のドアは1枚だけとなっていてトイレとバスルームを同時に閉めることはできません。
ドアでバスルームを隠すとトイレが見えます。トイレは嬉しいウォシュレット付きでした。
逆にドアでトイレを隠すとバスルームが見えます。バスタブはなくシャワーのみとなっています。シャワーを使ったあと鏡面ドアの隙間から水がトイレの床まで流れていたのは要改善ポイントですね。
部屋に入って右側は洗面スペースとなっています。
洗面台はコンパクトなシングルボウルとなっています。カップルや家族での宿泊では少々不便かもしれませんね。
白い布の巻物を開くと歯ブラシ、コーム、シャワーキャップなどが入っていました。
ボディーウォッシュやシャンプー、コンディショナーといったバスアメニティは、ニューヨークのマリン&ゴッツが手掛けたキンプトンオリジナルの『Atelier Bloem』というものでした。
ベッドルーム
次はウェットエリアの奥にあるベッドルームを見ていきます。
ベッドルームもラグジュアリーというよりもデザインに凝ったスタイリッシュな部屋になっていました。
今回は1人での宿泊なのでキングベッドの部屋を予約していました。32㎡と決して広くはない部屋ですが1人には十分すぎる広さで手狭には感じませんでした。
楕円形のテーブルの上にはウェルカムフルーツとウェルカムスイーツのほか手書きのメッセージが置かれていました。
チェックインの際にいただいたワインです。
ベッド横にあるクローゼットに仕切りがないのも部屋を広く見せる工夫でしょうか。なお、クローゼットにバスローブは用意されていますがパジャマはありません。
ウェットエリア側にはミニバーもあります。
冷蔵庫の中にはミネラルウォーター、ソフトドリンク、ビールなどが入っていました。中身は有料ですがチェックイン時にもらったバウチャーも利用できます。
カップ麺やお菓子も置かれており、こちらもバウチャー利用が可能です。
バルコニー
バルコニールームなので当然バルコニーが付いています。特に見晴らしが良いわけでも夜景がキレイなわけでもありませんが、台湾の風を浴びながらのんびり寛ぐくらいはできます。
キンプトン大安ホテル宿泊記まとめ
約4年ぶりとなる台湾での滞在初日に台北のキンプトン大安ホテルに宿泊しました。
IHGグループの『ラグジュアリー&ライフスタイルコレクション』ブランドに位置づけられているキンプトン大安ホテルは、デザイン性が非常に高いホテルでミニマルやシンプルといったキーワードに反応しがちな人にはおすすめです。
スタッフの方もフレンドリーで今回台湾でいくつかのホテルに宿泊しましたがキンプトン大安ホテルの印象が一番良かったです。
台湾は泊まりたいホテルがたくさんありますが今回宿泊したキンプトン大安ホテルはまた機会があればぜひ宿泊したいと思えるホテルでした。
台湾に行くならやっておくべきこと
最後に、台湾に行かれる際にやっておいた方が良いことをいくつかご紹介します。
台湾入国カードのオンライン申請
台湾の入国審査では入国カードの提出が求められていますが、この入国カードは日本で事前にオンライン申請することができます。オンライン申請しておけば機内で記入する手間が省けるのでおすすめです。
1年間に3度以上台湾を訪れた人は「常客証」のオンライン申請
1年間に3回以上台湾を訪れた人は「常客証」をオンライン申請すると台湾での入国審査をスピーディーに済ませることができるので、頻繁に台湾に行かれる方は申請することをおすすめします。
プリペイドSIMの購入
SIMフリーのスマホを使っている場合は、事前にAmazonなどでプリペイドSIMを購入しておけば台湾に着いてすぐにネットにアクセスできるので非常に便利です。現地でも購入できますが日本であらかじめ購入しておく方が楽です。
アジア14ヶ国で利用できるSIM2FlyのプリペイドSIMなら日本でも利用可能なため、出国前に挿しておけば日本でも台湾でも使い続けることができます。