セントレジスクアラルンプール宿泊記!カロラインアスタースイートルームに強烈アップグレード!

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新型コロナウイルスが流行して海外に行く機会が無くなっていましたが、日本でも入国制限が撤廃されるなどようやく少しずつコロナ前の生活を取り戻しつつある中、3年ぶりの海外旅行でマレーシアのクアラルンプールにショートトリップしてきました。

クアラルンプール初日はセントレジスクアラルンプール(The St. Regis Kuala Lumpur)に宿泊してなんと130㎡超のスイートルームにアップグレードしてもらうことができましたので、お部屋の様子をたっぷりとお伝えします。

目次

セントレジスクアラルンプールの概要

セントレジスクアラルンプールは世界最大のホテルチェーンであるマリオットグループのホテルとなります。マリオットグループには複数のホテルブランドがありますが、その中でもセントレジスはザ・リッツ・カールトンやJWマリオットと並ぶ最高級のラグジュアリーブランドに位置づけられています。セントレジスには宿泊客専属の執事となる「バトラー」と呼ばれる客室係がいることでも有名です。

マリオットグループでカテゴリー制が採用されていたときにはセントレジスは同じラグジュアリーブランドであるザ・リッツ・カールトンやJWマリオットを差し置き、クアラルンプールにあるマリオットグループのホテルで最高カテゴリーとなるカテゴリー6でした。

クアラルンプールは全体的に物価も安くホテルもまだまだ日本より低価格です。セントレジスクアラルンプールも例外ではなく有償宿泊で1泊30,000円ほど、ポイント宿泊でも1泊40,000ポイント前後とかなりお得に泊まれる状況となっています。自分は31,000ポイントで予約することができました。

セントレジスクアラルンプールの基本情報

セントレジスクアラルンプールへのアクセス

セントレジスクアラルンプールはKLセントラル駅から徒歩5分ほどの位置にあり、KLセントラルから30分間隔でシャトルバスも出ています。

KLセントラルから徒歩5分といっても改札を出てからだと10分くらい歩くことになるので、荷物が多いときに徒歩はあまりおすすめできません。

Grabを使えばクアラルンプール国際空港から約RM65(約3,000円)ほどで行くこともできます。

KLIAエクスプレスでセントレジスクアラルンプールまでのアクセス方法

Grabを使うときはあらかじめ日本でクレジットカードを登録しておくと安心ですよ。

セントレジスクアラルンプールでの主なプラチナエリート特典

自分はマリオットボンヴォイのプラチナエリートメンバーですが、セントレジスクアラルンプールでの主なプラチナエリート特典としては以下があります。

セントレジスクアラルンプールでの主なプラチナエリート特典
  • アーリーチェックイン
  • 16時までのレイトチェックアウト
  • ウェルカムアメニティ(1,000ポイント、朝食無料、バーでのカクテルサービスから選択)
  • スイートルームを含む部屋のアップグレード

プラチナエリートメンバー以上であればエグゼクティブラウンジへのアクセス特典が付いているホテルも多いのですが、残念なことにセントレジスクアラルンプールにエグゼクティブラウンジはありません。

セントレジスクアラルンプールにエグゼクティブラウンジはありません。

アーリーチェックイン

クアラルンプール国際空港から途中寄り道をしてセントレジスクアラルンプールに到着したのが午前11時過ぎでした。

チェックイン可能か確認するためホテルに入るとすぐに雰囲気に圧倒されてしまいました。さすがはセントレジス、高級感と重厚感にあふれています。宿泊客もホテルの雰囲気にマッチしている人が多かったです。

クアラルンプールは暑いので短パンにサンダルで日本を発つつもりでいましたが思いとどまって本当によかったです。

セントレジスクアラルンプールのロビー
セントレジスクアラルンプールのロビー
セントレジスクアラルンプールのロビー

で、肝心のアーリーチェックインはどうなったかというと、まだ部屋の清掃が済んでいなかったのでその場でチェックインすることはできませんでした。

清掃が終わり次第アプリに連絡をくれるということでひとまずホテルを後にしましたが、悲しいかなホテルから連絡がくることはありませんでした。

自分もホテルを離れてすぐにKLトランジットに乗ってプトラジャヤに向かい、ホテルに戻ってきたのは本来のチェックインタイムである15時を超えて16時頃でした。おそらくスタッフの人が連絡を忘れただけでアーリーチェックインできたとは思うのですが真相は藪の中です。

最大16時までのレイトチェックアウト

クアラルンプール到着日こそ自由に過ごしていましたが翌日から仕事だったためワークスペースを確保すべく予約時に16時のレイトチェックアウトをリクエストしていました。

到着日の前日くらいには16時までのレイトチェックアウトが承認されたとアプリに表示されており、24時間近くホテルに滞在することができました。

せっかくクアラルンプールまできたのにたいして観光もできず仕事をするのは残念ですが、リモートワークが普及したおかげで働きながらでも海外にも行けるようになったのは嬉しいことです。

ウェルカムアメニティ(1,000ポイント、朝食無料、バーでのカクテルサービスから選択)

ウェルカムアメニティは迷うことなく無料での朝食を選択しました。

朝食の様子はこの記事の最後でご紹介します。

スイートルームを含む部屋のアップグレード

マリオットグループのホテルに宿泊する際の楽しみのひとつに部屋のアップグレードがあります。今回予約したのはセントレジスクアラルンプールで最も安いデラックスゲストルームでしたが、結果として記事のタイトルにもあるとおりスイートルームにアップグレードしてもらうことができました。

カロラインアスタースイートルームという138㎡もあるとても広いスイートルームです。

実は今回はマリオットボンヴォイメンバーが年間50泊及び75泊した際に選択できる特典のひとつであるスイートナイトアワード(SNA)を使いました。

申請していたSNAが見事に承認されてカロラインアスタースイートルームに宿泊できることになったのですが、SNAを申請していなかったらどの部屋になっていたか気になるところではあります。

カロラインアスタースイートルーム

今回宿泊したお部屋は12階でした。エレベーターを降りて長い廊下を進んだ先にカロラインアスタースイートルームがあります。

セントレジスクアラルンプールのエレベーターホール
セントレジスクアラルンプールの廊下

カロラインアスタースイートルームのリビングルーム

ルームキーをかざしてドアを開けると衝撃的な光景が目に飛び込んできます。リビングルームは驚きの広さです。

部屋の中央には大きなテーブルとソファが鎮座しています。テーブルにはウェルカムフルーツと手書きのメッセージが置かれていました。

セントレジスクアラルンプールのカロラインアスタースイートルーム
セントレジスクアラルンプールのカロラインアスタースイートルーム

部屋に入って興奮冷めやらぬうちにバトラーの方がウェルカムスイーツのチョコレートにまたしても手書きのメッセージを添えて持ってきてくれました。

セントレジスクアラルンプールのウェルカムチョコレート

リビングルームの紹介に戻ると、部屋に入って左側はワーキングスペースとしてビジネスデスクが置かれてありました。遊びに行くこともなくここで打合せなどリモートワークをしていました。

セントレジスクアラルンプールのカロラインアスタースイートルーム
セントレジスクアラルンプールのカロラインアスタースイートルーム

高層階ではありませんでしたが部屋からの眺めは良く、クアラルンプールタワーもきれいに見えていました。

カロラインアスタースイートルームから見えるクアラルンプールタワー
セントレジスクアラルンプールのカロラインアスタースイートルーム

6階にあるプールも見えました。向かって右側が宿泊客用のプールで左側がセントレジスクアラルンプールのレジデンス居住者用のプールとなっています。プールの手前にはキッズスペースもありました。

セントレジスクアラルンプールにあるプール

部屋の奥にはトランク型のミニバーがありました。部屋の隅に置かれているにもかかわらず存在感がすごかったです。

カロラインアスタースイートルームのミニバー

一応ミニバーにある冷蔵庫の中身もご紹介しておきましょう。庶民の飲み物も入っていて気持ちが落ち着きました。

カロラインアスタースイートルームのミニバー

カロラインアスタースイートルームのベッドルーム

リビングルームを抜けると奥にベッドルームとなっています。幅も200cmほどあり1人で寝るには十分すぎる大きさでした。ターンダウンサービスもあり夕方にはシーツが綺麗にセットされていました。

カロラインアスタースイートルームのベッドルーム

カーテンの開閉やライトの明るさは壁にあるスイッチで調節できます。これもめちゃくちゃオシャレでかっこいい作りです。

セントレジスクアラルンプールのカロラインアスタースイートルーム

コンセントプラグはユニバーサルタイプとなっているため日本からわざわざ変換プラグを持っていく必要はありません。

写真は載せていませんがベッドルームの隣には4畳半ほどの広々としたウォークインクローゼットやSPA専用の部屋もあり、贅沢すぎる空間の活用方法となっていました。

カロラインアスタースイートルームのバスルーム

カロラインアスタースイートルームのバスルームはガラス張りで開放的でした。バスタブにはミラーテレビが設置されており、ゆっくりと湯船に浸かってクアラルンプールの夜景を眺めつつテレビを見ることもできます。

カロラインアスタースイートルームのバスルーム

洗面台はしっかりダブルボウルとなっています。

カロラインアスタースイートルームのバスルーム

セントレジスといえばアメニティはやはり『REMEDE』かと思いきや、『PHARMACOPIA』(ファーマ・コピア)というブランドでした。

オーガニックが売りのカナダのラグジュアリースパブランドで、ハイアットリージェンシーでもアメニティとして使われているようです。 

オーガニックだからなのか泡立ちがいまいちでしたが、手に出すとスライムのようにプルンと丸くなったのが可愛かったです。

カロラインアスタースイートルームのアメニティ
カロラインアスタースイートルームのアメニティ

トイレはウォシュレット機能だけでなくウォームレット(暖房便座)機能もついていました。日本人にはもはや当たり前となっている機能ですが、今回クアラルンプールで滞在したホテルの中でウォシュレット機能やウォームレット機能がついたトイレにお目にかかったのはこのセントレジスクアラルンプールだけでした。

セントレジスクアラルンプール「THE  BRASSERIE」での無料朝食

午前6:30から午前10:30まで2階にあるレストラン「THE BRASSERIE」が朝食会場となっています。

マリオットボンヴォイのプラチナエリートメンバー以上でウェルカムアメニティに朝食特典を選択していれば無料でいただくことができますが、本来であれば1人あたりRM130(約4,100円)必要となります。

セントレジスクアラルンプールの朝食
セントレジスクアラルンプールの朝食

朝食はビュッフェ形式となっていて、パン、サラダ、ホットミール、フルーツにヨーグルトと一通り揃っており、味もすごく美味しかったです。

セントレジスクアラルンプールの朝食
セントレジスクアラルンプールの朝食
セントレジスクアラルンプールの朝食
セントレジスクアラルンプールの朝食

セントレジスクアラルンプール宿泊記まとめ

今回宿泊したセントレジスクアラルンプール(The St. Regis Kuala Lumpur)ではスイートナイトアワードの申請が承認されたため、138㎡もの広さを誇るカロラインアスタースイートルームに宿泊することができました。

カロラインアスタースイートルームは写真で見ていただいたとおりとても上品かつ高級な部屋で、非常に贅沢な時間を過ごすことができました。

部屋の準備が整えば連絡をくれるという約束を忘れられる事態もありましたが、このまま何日も泊まっていたいと思わせてくれる素敵なホテルでした。

今から気が早いですが次回またクアラルンプールを訪れた際には絶対に利用したいと思えるホテルです。

それから、久しぶりの海外旅行でやはりマイルやマリオットポイントは海外で使ってこそだと実感しました。

クアラルンプールのホテル宿泊記

マリオットグループのホテルに泊まるときにやっておくべき2つのこと

最後に、マリオットグループのホテルに泊まるなら絶対にやっておくべき2つのことを紹介しておきます。

① ホテルを予約するときはポイントサイトを経由

公式サイトに直接アクセスしてマリオットグループのホテルを予約してしまうと少しだけ損をしてしまいます。

ポイントサイトを経由して公式サイトにアクセスするとポイントサイトのポイントが貯まり、貯まったポイントは現金やマイルに交換することもできます。

ポイントサイトのハピタスモッピーでは宿泊料金の数%がポイントとして付与されることが多いです。(貯まるポイントは日々変動しているため予約の際は実際にポイント数をご確認ください)

仮に4%のポイントが付与される場合に30,000円のホテルを予約すると、それだけで1,200円分のポイントになります。マリオットグループのホテルを予約する際は絶対に取りこぼさないようにしましょう。

②マリオットボンヴォイアメックスカードを発行

マリオットグループのホテルに宿泊する際にはマリオットボンヴォイアメックスカードに入会しておくと多くの特典を受けることができます!特典の詳細については以下のリンクからご確認ください。

興味がある方はぜひ問い合わせフォームからご連絡ください。

お問合わせに個人情報は不要ですのでニックネームなどで結構です。24時間以内にこちらから返信がない場合はメールアドレスに誤りがある可能性がありますので再度お問合わせください。

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