【2022年11月】マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードについて解説!紹介キャンペーン、無料宿泊特典、ポイント、年会費、メリット・デメリット

マリオット ベストレート保証(最低価格保証)
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陸マイラーやホテラーだけにとどまらず旅行好きの人たちから多くの支持を集めたクレジットカードSPGアメックスカード。その後継カードとなる『Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード(マリオットボンヴォイ・アメックスカード)』が2022年2月にリリースされました。

今回はSPGアメックスと同様に注目を集めるマリオットボンヴォイ・アメックスカードの特典や入会キャンペーンについて解説していきます。

目次

マリオットボンヴォイ・アメックスカードの概要

まずはマリオットボンヴォイ・アメックスカードの基本情報から確認しましょう。マリオットボンヴォイ・アメックスカードには2種類のカードが存在しています。

  • Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード

この2種類のカードの概要は以下のとおりとなっています。

マリオットボンヴォイ
アメックスプレミアムカード
マリオットボンヴォイ
アメックスカード
年会費(税込)49,500円23,100円
家族カード1枚目無料
2枚目以降24,750円/枚
1枚目無料
2枚目以降11,550円/枚
獲得ポイント
  • Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用
    →100円あたり6ポイント
  • 日常利用
    →100円あたり3ポイント
  • Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用
    →100円あたり4ポイント
  • 日常利用
    →100円あたり2ポイント
エリート達成に向けた宿泊実績15泊分5泊分
無料宿泊特典年間150万円以上の利用で1泊分
(50,000ポイント相当)
(最大15,000ポイント追加可能)
年間150万円以上の利用で1泊分
(35,000ポイント相当)
(最大15,000ポイント追加可能)
エリート会員資格ゴールドエリートシルバーエリート
利用金額に応じた会員資格アップグレード年間400万円以上の利用で
プラチナエリート
年間100万円以上の利用で
ゴールドエリート
プロパティクレジット100米ドル100米ドル
スマートフォン・プロテクション修理代金3万円まで補償
手荷物無料配達サービススーツケース1個送料無料
(羽田、成田、中部、関西)
スーツケース1個送料無料
(成田、中部、関西)
海外旅行傷害保険最高1億円(利用付帯)最高3,000万円(利用付帯)

ご覧のようにマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードとマリオットボンヴォイ・アメックスカードには色々と差がありますが、ここでは特典がより魅力的なマリオット・ボンヴォイ・アメックスプレミアムカードについて掘り下げていきます。

マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードの特典

マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードの年会費はSPGアメックスの34,100円から15,000円も値上がりして税込49,500円となりました。

普通に考えると保有することを躊躇してしまうクレジットカードですが、これから解説するマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードの豪華な特典が自分のスタイルに見合っていれば十分に保有価値があるクレジットカードだと思います。

プレミアムカード特典①:保有しているだけでゴールドエリートに

まず最初にご紹介する特典ですが、マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードを保有しているだけでマリオット・ボンヴォイのゴールドエリート会員になれるというものです。

クレジットカードの名称にもある『マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)』ですが、これは世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルの会員プログラムのことを指しています。

この会員プログラムには下表のとおりホテルの宿泊状況に応じた会員ランクが設けられており、マリオットグループのホテルに宿泊した際に上級会員であればあるほど様々な特典を受けることができるようになっています。

会員ランク獲得方法
一般会員会員登録(無料)
シルバーエリート年間10泊
ゴールドエリート年間25泊
プラチナエリート年間50泊
チタンエリート年間75泊
アンバサダーエリート年間100泊+利用金額年間20,000米ドル

ゴールドエリートメンバーであれば主に以下のような特典を受けることができます。

ゴールドエリートメンバー特典
  • 客室のアップグレード
  • 午後2時までのレイトチェックアウト
  • 宿泊時の利用金額に対して25%のボーナスポイント
  • 250ポイントまたは500ポイントのウェルカムギフト

上記の特典の中でも特にありがたいのが客室のアップグレードと午後2時までのレイトチェックアウトでしょうか。

さすがにゴールドエリートではスイートルームへのアップグレードまではありませんが、もともと予約していた部屋よりもグレードの高い部屋にアップグレードされたときは嬉しいですし、アップグレードされた部屋次第ではそれだけで年会費のもとが取れてしまう場合すらあります。

昼過ぎまでホテルでゆっくり過ごせるレイトチェックアウトも経験上かなり嬉しい特典です。

プレミアムカード特典②:年間400万円の利用でプラチナエリートに

ホテルインペリアルウィーンの外観

ゴールドエリートメンバーでも先ほど説明したような特典を受けることができますが、マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードの年間利用額が400万円以上であればもう1ランク上のプラチナエリートメンバーとなってより魅力的な特典を受けることができます。

プラチナエリートメンバー特典
  • スイートルームを含む客室のアップグレード
  • 午後4時までのレイトチェックアウト
  • 宿泊時の利用金額に対して50%のボーナスポイント
  • 朝食無料を含むウェルカムギフト
  • エグゼクティブラウンジへのアクセス(同伴者1名まで無料)

スイートルームを含む客室のアップグレード

飛行機ならばファーストクラス、ホテルであればスイートルーム、誰もが憧れる最高級のサービスですが、マリオットボンヴォイのプラチナエリートになると宿泊する際にスイートルームにアップグレードをしてもらえるチャンスもあります。

自分も一番安い部屋を予約したにも関わらず、ホテルに着いたらその何倍もする値段のスイートルームが用意されていたということを何度も経験しています。

朝食無料特典

プラチナエリートメンバーになるとウェルカムギフトとしてポイントだけでなくアメニティや朝食を選択することもできるようになります。

ホテルの朝食は豪華で美味しいのですが、やはりそのぶん高額なので滞在中の朝食が無料となるのは非常にありがたいです。

エグゼクティブラウンジへのアクセス

マリオットグループにはエグゼクティブラウンジがあるホテルが多く、エグゼクティブラウンジではアルコールや軽食、デザートなどが提供されていて自由に飲食できます。

エグゼクティブラウンジを利用できるかできないかでホテルステイの楽しみ方が大きく違ってくるといっても過言ではないのですが、残念ながらエグゼクティブラウンジは宿泊者なら誰でも利用できるというわけではなく、ラウンジアクセス可能な客室を予約していた人や上級会員など一部の人に限定されています。

プラチナエリートメンバーになればこのエグゼクティブラウンジを利用できるようになり、より贅沢なホテルステイを楽しむことができます。

プラチナエリートになると魅力的な特典を受けられるのはわかったとしても1年間に400万円もクレジットカードを利用するのは一部の富裕層を除きそう簡単ではありません。

ここでは詳しく解説しませんが、400万円の壁を超えるための方法として代表的なものにAmazonギフト券の購入、Au Payなどへのチャージ、マリオットボンヴォイポイントの購入、百貨店ギフトカードの購入などもあります。

実際、自分も今年は宿泊実績を伸ばせそうにないので無理やり400万円使ってプラチナエリートを維持しました。

https://twitter.com/kurukuru_perman/status/1564583168463712257

そうはいっても前述のように年間50泊してプラチナエリートを獲得するのが現実的な方法です。

正直なところゴールドエリートとプラチナエリートの特典ではかなり大きな違いがあるため、マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードを持つのであれば最低でもプラチナエリートを目指すことを強くおすすめします。

プレミアムカード特典③:年間150万円決済で無料宿泊特典

マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードを年間150万円以上利用すると、マリオットグループのホテルで利用できる1泊1室の無料宿泊特典(最大50,000ポイント)を獲得できます。

すでにカテゴリー制は廃止となっているため参考程度となりますが、以前はマリオットボンヴォイの参加ホテルはカテゴリーによる格付けがなされており、ポイント宿泊で必要となるポイント数は下表のように決められていました。

宿泊時期にもよりますが50,000ポイントであればカテゴリー5からカテゴリー7あたりのホテルまでカバーでき、時期に関わらず最上位のカテゴリー8のホテルへの無料宿泊はできません。必要ポイントがホテルごとの変動性となった現在でも、無料宿泊で泊まれるホテルはカテゴリー制だったときと同じようにマリオットグループの中位〜上位ホテルまでで最高級ホテルは厳しいかなという感じです。

カテゴリーオフピークスタンダードピーク
15,0007,50010,000
210,00012,50015,000
315,00017,50020,000
420,00025,00030,000
530,00035,00040,000
640,00050,00060,000
750,00060,00070,000
870,00085,000100,000

ただ、泊まりたいホテルが50,000ポイント以上の場合でも、手持ちのポイントを15,000ポイントまで無料宿泊特典に合算し、最大で65,000ポイントまで無料宿泊特典として利用することができます。

プラチナエリートになれる年間400万円の利用は厳しいですが、年間150万円であれば生活費を極力クレジットカードで支払うようにすればさほど難しい金額でもないのではないでしょうか。

というより年間利用額が150万円に届かない人はマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードを持つメリットはあまり無いといえます。

プレミアムカード特典④:年間15泊の宿泊実績付与

マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードを保有しているだけで年間15泊の宿泊実績が加算されます。

宿泊実績が加算されることでプラチナエリートメンバー以上のステータスに到達しやすくなります。本来プラチナエリートになるには年間50泊必要となりますが、単純計算で週に1回はマリオットホテルに宿泊しなければならず、出張族かかなりのホテルマニアでもない限り厳しいのではないでしょうか。

会員ランク獲得方法
プラチナエリート年間50泊
チタンエリート年間75泊
アンバサダーエリート年間100泊+利用金額年間20,000米ドル

それが年間15泊の宿泊実績が加算されることにより年間35泊でプラチナエリートになれるのであれば、なんとか頑張れる範囲に入ってきます。年間15泊の宿泊実績加算は毎年プラチナエリートを維持するためには地味ですがかなり嬉しい特典となっています。

プレミアムカード特典⑤:高いポイント還元率

マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードで買い物をするとマリオットグループのホテルで利用できるマリオットポイントが100円につき3ポイント貯まり、マリオット・ボンヴォイ参加ホテルで利用した場合はなんと100円につき6ポイント貯まります。

つまりマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードのポイント還元率は3%から6%ということになります。

クレジットカードのポイント価値は一般的には1ポイント1円を超えると優秀な部類に入りますが、マリオットグループのホテルを検索してみるとポイント価値が1円を超えるホテル(例えば有償宿泊であれば60,000円必要だがポイント宿泊であれば50,000ポイント(この場合のポイント価値は1.2円))も結構見つかるので、貯めたポイントをどう使うかによってポイント価値を上げることができます。

また、多くのクレジットカードでポイントには有効期限があります。マリオットポイントも有効期限は2年間なのですが貯めたポイントが変動する度に有効期限が2年間に伸びるため、少しでも利用していればポイントは実質的に無期限となるのも嬉しいところです。

プレミアムカード特典⑥:優秀すぎるマイル移行プログラム

さらにマリオットポイントはホテルの宿泊で使えるだけでなく、航空会社のマイルに交換することができます。しかもANAマイルやJALマイルに交換できるだけでなく、下表のとおり40社以上のマイルに交換可能となっています。

航空会社のマイレージプログラムポイント:マイル
エーゲ航空 Miles+Bonus3:1
Aer Lingus AerClub3:1
エアロメヒコ クラブプレミエ3:1
エアカナダ アエロプラン3:1
エールフランス/KLM フライングブルー3:1
ニュージーランド航空Airpoints™200:1
アラスカ航空 Mileage Plan®3:1
ANAマイレージクラブ3:1
アメリカン航空3:1
アシアナ航空アシアナクラブ3:1
アビアンカ航空 LifeMiles3:1
ブリティッシュ エアウェイズExecutive Club3:1
アジアマイル3:1
コパ航空 ConnectMiles3:1
デルタスカイマイル3:1
エミレーツスカイワーズ3:1
エティハド ゲスト3:1
フロンティア航空EarlyReturns®3:1
海南航空3:1
ハワイアン航空 HawaiianMiles®3:1
Iberia Plus3:1
InterMiles3:1
日本航空 (JAL) マイレージバンク3:1
大韓航空スカイパス3:1
LATAM航空 LATAMPASS3:1
Multiplus3:1
カンタス フリークエントフライヤー3:1
カタール航空プリビレッジクラブ3:1
サウディア航空3:1
シンガポール航空クリスフライヤー3:1
サウスウエスト航空 Rapid Rewards3:1
TAPポルトガル航空3:1
タイ国際航空3:1
ターキッシュエアラインズ Miles&Smiles3:1
ユナイテッド航空マイレージプラス3:1.1
ヴァージンアトランティック航空Flying Club3:1
ヴァージンオーストラリア Velocity Frequent Flyer3:1
Vueling Club3:1

一部の航空会社を除き交換レートは3:1となっています。しかし交換方法によってはボーナスマイルが付与されてさらに交換レートをアップさせることができます。

しかもその方法は至って簡単で、1度の手続きで60,000ポイントをマイルに交換するだけです。

これによって60,000ポイントが20,000マイルに移行され、さらにボーナスマイルとして5,000マイル獲得することができるため、60,000ポイント→20,000マイル+5,000マイル=25,000マイルとなります。

2022年11月よりアメリカン航空、デルタ航空、アビアンカ航空の3社はボーナスマイルの対象外となりました。

ところでマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードは100円の利用につき3ポイントが貯まりましたよね。そのためマイル還元率は1.25%となります。

実はJALカードでJALマイルを貯めるよりもマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードでJALマイルを貯めるときの方がマイル還元率が高いんです。

このように高いマイル還元率でありながら多くの航空会社のマイルにも交換できるという点がマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードの魅力のひとつです。

プレミアムカード特典⑦:100米ドルのプロパティクレジット

国内外の「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」で2連泊以上の予約をすると、100⽶ドル相当(10,000円相当)のプロパティクレジットが付与されるという特典です。

国内では以下のホテルが対象となります。

「ザ・リッツ・カールトン」や「セントレジス」であれば漏れなく特典が付くというわけではなく「100⽶ドルのプロパティクレジット」付きのプランを有償予約する必要がありますが、連泊予定のある方は検討の余地ありかもしれません。

プレミアムカード特典⑧:家族カードが1枚無料

マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードは家族カードを1枚まで無料で発行することができます。これはSPGアメックスには無かった特典となります。

家族カードの利用実績は基本カードに集約されるため、年間150万円利用での無料宿泊特典や年間400万円利用でのプラチナエリート特典の獲得には家族カードでの利用分も含まれることになります。

一方で、家族カード会員はゴールドエリートのステータスや無料宿泊といった特典は付与されないため注意してください。

申込は45,000ポイントもらえる紹介経由が一番お得!!

年会費は高いものの旅行好きホテル好きの方にとっては魅力的な特典満載のマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードですが、発行する際に公式サイトから申込んでしまうと損をしてしまします。

公式サイトからではなくアメックスカードを保有している人からの紹介経由でカードを発行することが最もお得な方法となっています。

紹介経由で入会した場合にもらえるポイントは45,000ポイントと高ポイントとなります。

入会後3ヶ月以内に30万円以上する必要がありますが、公式サイトから入会した場合よりも多くポイントをもらえますので入会するのであれば紹介経由での入会一択です。

周りに紹介してくれるご家族やご友人がいらっしゃる場合はその方に紹介してもらうのがベストですが、もし紹介してもらえる人が周りにいらっしゃらない場合は僕からのご紹介も可能です。ご紹介をご希望の方は下のリンクから気軽にお問い合わせください。

お問合わせいただければ24時間以内に紹介用URLをお送りしますので、そのURLから入会するだけでキャンペーンの対象となります。

お問い合わせには個人情報の入力は不要です。お名前はニックネームや偽名でも結構です。また、アメックスへの申込み内容や審査結果がこちらに伝わることも一切ありません。

SPGアメックスを含めこれまで多くの方に紹介させていただきましたが、トラブルとなったことは一度もありませんので安心してお問い合わせください。

素敵なホテルライフを楽しみましょう!

マリオット ベストレート保証(最低価格保証)

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