港区高輪にある『ザ・プリンスさくらタワー東京、オートグラフコレクション』に宿泊してきました。プラチナチャレンジの記念すべき1泊目です。
実はザ・プリンスさくらタワー東京、オートグラフコレクションにはプラチナチャレンジ中もう1泊しているため、2回の宿泊をまとめてレポートしたいと思います。2回とも平日の夜に仕事を終えてから慌ただしく宿泊してきました。
『ザ・プリンスさくらタワー東京、オートグラフコレクション』はプリンスホテルのフラッグシップ
『ザ・プリンスさくらタワー東京、オートグラフコレクション』は1988年10月に『高輪プリンスホテル さくらタワー』として開業しました。その後、2007年4月に現在の名前に変更して今に至ります。
それにしても『ザ・プリンスさくらタワー東京、オートグラフコレクション』という長い名前が気になるところですが、この名前からもわかる通り西武グループが運営するプリンス系ホテルでありながらマリオットグループのブランドであるオートグラフコレクションにも加入しているダブルブランドのホテルです。
そのためホテル名に読点「、」が含まれているのが面白いところです。
マリオットのサイトでは『ザ・プリンスさくらタワー東京、オートグラフコレクション』とマリオットブランドまで含めた表記となっている一方で、プリンスホテルのサイトでは『ザ・プリンスさくらタワー東京』としか表記されておらずマリオットブランドであるオートグラフコレクションは除かれています。
この記事では読点だけ省略して『ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクション』と記載することにします。
ホテルの入り口に掲げられているプレートからもザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションがダブルブランドのホテルであることがわかります。
ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションは品川駅の高輪口から徒歩で5分ほどのところにあります。
品川駅の高輪口といえばザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションの他にも品川プリンスホテル、グランドプリンス新高輪、グランドプリンス高輪とプリンス系ホテルが並んでいます。
プリンス系ホテルは「ザ・プリンス」、「グランドプリンスホテル」、「プリンスホテル」の3ブランドで構成されており(2020年度には「プリンス スマートイン」も加わるようです)、ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションが含まれる「ザ・プリンス」はプリンスブランドのフラッグシップホテルとなっています。
プラチナチャレンジではこれからもっとカテゴリーの低いホテルに泊まることになるのに、プラチナチャレンジ1泊目から贅沢にもこんな高級ホテルに宿泊してしまって大丈夫なのでしょうか。
ザ・プリンスさくらタワー東京の宿泊でベストレート保証にも成功
ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションに宿泊するにあたって当然ベストレート保証(ベストレートギャランティー:BRG)も申請しました。
当初は一番安いデラックスという部屋を予約してベストレート保証を申請しようとしたのですが公式サイトよりも安い料金を見つけることができませんでした。
幸いなことにデラックスよりもう少しランクが上のタワーサイド・デラックスという東京タワービューが確約されている部屋で公式サイトより安い料金を見つけることができたので、タワーサイド・デラックスの部屋を予約してベストレート保証を申請しました。
ベストレート保証は見事成功し、サービス料や税金を含めて35,751円だったところが23,273円と35%割引となる料金で泊まることができました。結果として当初予約しようとしていたデラックスの料金よりも安くなったので、一番安い部屋でベストレート保証を通りそうもないときは部屋のランクを上げて探してみるという方法も使えそうです。
それでも1泊2万円以上と普段泊まるホテルに比べると随分と高いので得なのかときかれると何とも言えません。
プラチナチャレンジに限らず有償で宿泊する場合はぜひベストレート保証を申請してお得に宿泊しましょう。意外とベストレート保証は成功しやすいです。
ベストレート保証の詳細や具体的な申請方法については以下の記事を参考にしてください。
ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションにチェックイン
ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションに到着したのは午後10時過ぎでした。
翌朝に撮った写真と混在していますが、ホテルの入り口からロビーに至るまで広々とした空間が続いておりラグジュアリーな雰囲気を醸し出していました。
果たして部屋のアップグレードは?
ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションの部屋はデラックス、サウスサイド・デラックス、タワーサイド・デラックスといった感じでグレードが別れています。
ウェブサイトには以下のようにもっと細かく分類されており、宿泊したタワーサイドデラックスキングよりもグレードが上の部屋で広くてタワーサイド(東京タワーの展望が確保されている)の部屋だと「さくらスイート」だけになってしまうのでしょうか。プレミアコーナールームやデラックスコーナールームは角部屋ですが東京タワーが見えなくなってしまいます。
客室 | 面積 |
---|---|
さくらスイート | 85.91㎡ |
サウスサイド プレミアコーナーツイン | 52.97㎡ |
サウスサイド プレミアコーナーツイン(エアウィーヴフロア) | 52.97㎡ |
プレミアコーナーツイン | 52.97㎡ |
サウスサイド プレミアコーナーキング | 52.97㎡ |
プレミアコーナーキング | 52.97㎡ |
タワーサイド デラックスコーナーキング | 39.84㎡ |
タワーサイド デラックスコーナーキング(エアウィーヴフロア) | 39.84㎡ |
デラックスコーナーキング | 39.84㎡ |
タワーサイド デラックスキング | 46.07㎡ |
サウスサイドデラックスキング | 46.07㎡ |
デラックスキング | 46.07㎡ |
タワーサイド デラックスツイン | 46.07㎡ |
タワーサイド デラックスツイン(エアウィーヴフロア) | 46.07㎡ |
サウスサイド デラックスツイン | 46.07㎡ |
サウスサイド デラックスツイン(エアウィーヴフロア) | 46.07㎡ |
デラックスツイン | 46.07㎡ |
タワーサイド デラックスツイン(3名) | 46.07㎡ |
サウスサイド デラックスツイン(3名) | 46.07㎡ |
デラックスツイン(3名) | 46.07㎡ |
今回は予約の時点から部屋のアップグレードは期待することなくチェックインしましたが、結果は予想どおりアップグレードはありませんでした。
しかし2度目の宿泊では最上階のタワーサイドデラックスキングにアップグレードしてもらえました。階が上がっただけで部屋のタイプは同じなのですが、ホテルの人がアップグレードしましたと言っていたのでアップグレードなのでしょう。
レイトチェックアウトはどちらの滞在でも16時まで可能だったのですが、残念ながら翌日は仕事だったので午前8時前にはチェックアウトせざるを得ませんでした。
東京タワーを眺めてくつろげる部屋「タワーサイドデラックスキング」
エレベーターはカードキーをかざして乗るタイプとなっていて、エレベーターを降り部屋へと向かう廊下も落ち着きが感じられます。
部屋のドアを開けた段階でかなり広い部屋であることがわかりました。
部屋の面積は46.07㎡もあるのでキングサイズのベッドが置かれていても広々としていて窮屈な感じはまったくしません。
キングサイズのベッドの奥には座り心地の良いソファーとテーブルが置かれています。
ホテル名にちなんで絨毯は桜模様でいい雰囲気でした。
ベッドの上にはウェルカムギフトのチョコと明日の天気が書かれた用紙が置いてありました。気が利く素敵なサービスですね。
ベッドの脇には布が敷いてありその上には袋が置いてありました。
袋を開けてみると部屋のスリッパでした。スリッパを地べたではなく布の上に置いてあるなんて過剰なおもてなしのような気がしないでもないですが、宿泊者をもてなそうという気持ちが表れているのだと感心しました。
冷蔵庫にはアルコール類やソフトドリンクがたくさん入れてありましたが、こちらは無料ではなく有料となっています。
さらに陸マイラーならみんな持っていると言っても過言ではないネスカフェドルチェグストも置いてありました。最上階に宿泊したときはドルチェグストではなくイリーのコーヒーシステムでした。
有料ですがミニバーも用意されています。
タワーサイドデラックスのバスルーム
次はタワーサイドデラックスのバスルームをみていきましょう。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープといったアメニティはペリカン石鹸です。
洗面台はダブルボウルで広々としています。
ドライヤーはパナソニックのナノケアでした。
お風呂はバブルバスになっているので疲れを癒やすことができてありがたかったです。
下の写真の右側に少しだけ写っていますが浴槽とは別にシャワールームもありますので、まずはここで身体を洗ってからバブルバスに向かいます。
お待ちかねの東京タワービュー
予約した部屋はタワーサイドデラックスなので部屋からは東京タワーを見ることができます。
部屋のカーテンを開けると窓の向こうにはしっかりと東京タワーが見えていました。ちなみにこの写真は最上階の部屋ではありませんが、最上階からの景色もさほど変わりはありませんでした。
灯りを少し落としてみるといい感じの展望になりました。東京タワーを眺めることのできるロマンチックな部屋に一人で宿泊していると少し悲しい気持ちにもなります。
窓からは貴賓館(旧竹田宮邸)を見下ろすこともできました。右下の灯りがついて建物が貴賓館です。
夜景だけでなく朝の風景も最高でした。東京タワーが見える部屋で目を覚まして出勤なんて、まるで自分がエリートになったように錯覚させてくれます。
ちなみに『ザ・リッツ・カールトン東京』の東京タワーが観える部屋も最高でしたよ。
今の季節なら日本庭園でお花見がおすすめ
今回は東京タワーを眺めてくつろぐことができるタワーサイドデラックスという素敵な部屋に宿泊することができましたが、ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションには他にも素晴らしい施設があります。
そのひとつが日本庭園です。ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションには都心のど真ん中に位置しているにもかかわらず広大な日本庭園があります。
日本庭園はザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクション、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪の3つのホテルに囲まれており約20,000㎡におよぶのだそうです。
日本庭園内には四季折々の表情を見せる花木や池などの自然や、歴史的・美術的にも由緒ある史跡が点在しており、隠れた桜の名所としても知られています。
今回の宿泊では2回とも夜にチェックインして翌朝にはチェックアウトしなければならなかったので、明るい時間に日本庭園を歩いてみることはできませんでした。
夜にホテルの周りを少しだけ歩いてみました。桜はまだ開花していませんが確かに桜が咲くと物凄く綺麗でしょうね。
もう少し時期をずらして宿泊できればよかったのですが、こればっかりは仕方がないですね。
ザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクション宿泊まとめ
今回は2回とも十分な時間も取れない状態での滞在でしたが、それでもザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクションは何度でも泊まりたいと思わせてくれる素敵なホテルでした。
また、滞在中はエグゼクティブラウンジで無料の朝食を頂いてきましたがこちらも文句なしでした。
次は家族でゆっくりと宿泊したいと思いさっそく次回の予約をしておきました。
次回の宿泊はプラチナチャレンジではないのでポイント無料宿泊で予約しましたが、次回はマリオットのプラチナ会員として宿泊することになるので、どのような恩恵を受けることができるのか今から楽しみです。
マリオットグループのホテルに泊まるときにやっておくべき2つのこと
最後に、マリオットグループのホテルに泊まるなら絶対にやっておくべき2つのことを紹介しておきます。
① ホテルを予約するときはポイントサイトを経由
公式サイトに直接アクセスしてマリオットグループのホテルを予約してしまうと少しだけ損をしてしまいます。
ポイントサイトを経由して公式サイトにアクセスするとポイントサイトのポイントが貯まり、貯まったポイントは現金やマイルに交換することもできます。
ポイントサイトのハピタスやモッピーでは宿泊料金の数%がポイントとして付与されることが多いです。(貯まるポイントは日々変動しているため予約の際は実際にポイント数をご確認ください)
仮に4%のポイントが付与される場合に30,000円のホテルを予約すると、それだけで1,200円分のポイントになります。マリオットグループのホテルを予約する際は絶対に取りこぼさないようにしましょう。
②マリオットボンヴォイアメックスカードを発行
マリオットグループのホテルに宿泊する際にはマリオットボンヴォイアメックスカードに入会しておくと多くの特典を受けることができます!特典の詳細については以下のリンクからご確認ください。
興味がある方はぜひ問い合わせフォームからご連絡ください。
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